MEUS SONHOS DOURADOS/NARA LEAO*あこがれ/ナラ・レオン

あこがれ

ジャズ等のスタンダードをポルトガル語歌詞&ボサノヴァで ★3.5

おなじみのジャズ、ポップス曲をナラ・レオンがポルトガル語で歌う1987年のアルバム。プロデュースはロベルト(ホベルト)・メネスカルで、彼とルイス・アヴェラールがアレンジを担当しています。

ポルトガル語歌詞は原曲と無関係の完全オリジナルが多く、切なさ、遥かさ、漂泊感、愛、海、夢…といういかにもボサノヴァらしい感じが楽しめます。[2][7][10][11]の歌詞はナラ・レオンの自作です。
[1]の原曲にはニューヨークやガーシュウィンというアメリカを象徴する固有名詞が出てきますが、Pacifico Mascarenhas作の詞に出てくるのはリオと海とトム(アントニオ・カルロス・ジョビン)。この曲はイントロに「彼女はカリオカ ELA E CARIOCA」、ラストに「イパネマの娘 GAROTA DE IPANEMA」が入って、いっそうブラジルらしくなっています。
[8]は、「君の瞳に乾杯」というセリフの出所でもあるハンフリー・ボガート&イングリッド・バーグマン主演の映画「カサブランカ」で印象的に使われて再流行した曲です。Edmondo Souto作のポルトガル語歌詞は、その渋い映画にインスパイアされているらしく酒場での再会という設定で始まりますが、その後の展開にはボサノヴァらしさを感じます。

このジャケットを見て、音も1980年代っぽさが濃厚だったら嫌だなぁと買うのをためらっていました。(私はボサノヴァの場合特にアンプラグドな方が好きなので。)案の定シンセサイザー等が使われていますが、選曲と歌唱の良さと相殺されて気にならない程度でした。
バックにはジャズテイストをとり入れたりしていますが、ナラ・レオンのヴォーカルは普段どおりで、特に何かを意識している感じはありません。自分の世界の中で落ち着いている感じ…フランス語でいうZenのイメージを連想させられます。
ただ、ナラ・レオンがポップス、ジャズを歌うアルバムなら、この後の「いつかどこかで Onde E Quando」の方が好みです。


<p>1987, PolyGram
1. How About You (Eu Gosto Mais do Rio)
2. Moonlight Serenade (Um Sonho de Verao)
3. Lullaby of Birdland (Garato Levado)
4. Misty (Milagre)
5. Tea For Two (Bobagens de Amor)
6. The Boy Next Door (Jamais...)
7. Over The Rainbow (Alem do Arco-iris)
8. As Time Goes By (Aqui No Mesmo Bar)
9. These Foolish Things (Coisas Que Lembram Voce)
10. Embraceable You (Me Abraca)
11. What's New (Como Vai Voce ?)
1. ハウ・アバウト・ユー(~彼女はカリオカ~イパネマの娘)
2. ムーンライト・セレナーデ
3. バードランドの子守り歌
4. ミスティ
5. ティー・フォー・トゥー
6. ザ・ボーイ・ネクスト・ドア
7. 虹の彼方に
8. アズ・タイム・ゴーズ・バイ
9. 思い出のたね
10. エンブレイサブル・ユー
11. ホワッツ・ニュー

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UM CANTINHO, UM VIOLAO - NARA LEAO & R.MENESCAL ナラ・レオン&ホベルト・メネスカル

最高に幸せな音楽 ★5

ナラ・レオンとロベルト(ホベルト)・メネスカルの1985年のアルバム。タイトル通り「歌とギター」だけのアコースティックな音に、リラックスしたアットホームな雰囲気。とても幸せな気分になれます
ナラの晩年のアルバムによく参加しているロベルトは、ナラが10代の頃通っていたギター教室の先生。このアルバムでは、そのギター教室で一緒に先生をしていたカルロス・リラの曲も演奏しています。
ナラのアルバムの中で1,2番目に気に入っているほどなんですが、CDを最近ショップで見かけません。これが廃盤なんてもったいないです


Nara Leão & Roberto Menescal - O barquinho , O pato , Manhã de carnaval
このアルバムの収録曲ではないですが

1985
Nara Leao & Roberto Menescal

1. O negocio e amar (Carlos Lyra / Dolores Duran)
2. Tristeza de nos dois (Mauricio Einhorn / Durval Ferreira / Bebeto)
3. Sabor a mi (Alvaro Carrillo)
4. Da cor do pecado (Bororo)
5. Transparencias (Abel Silva / Roberto Menescal)
6. Blusao (Xico Chaves / Roberto Menescal)
7. Resignacao(Arno Provenzano / Geraldo Pereira)
8. Vestigios (Paulo Sergio Valle / Marcos Valle)
9. There will never be another you (M.Gordon / H.Warren)
10. Comigo e assim (Jose Menezes / Luiz Bittencourt)
11. Mentiras (Lysias Enio / Joao Donato)
12. Inclinacoes musicais(Renato Rocha / Geraldo Azevedo)

http://www.allbrazilianmusic.comでも試聴できます。

2010更新: YouTube追加♪

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BOSSA SESSION - SYLVIA TELLES,LUCIO ALVES,ROBERTO MENESCAL

Bossa Session

ジャズ的要素を取り入れつつも、懐かしさを感じさせるボサノヴァアルバム ★5

スタン・ゲッツのジャズサンバシリーズを筆頭にアメリカでボサノヴァが流行していたた1964年頃の作品。
ボサノヴァ最盛期の懐かしさと同時に、[4][6][10]等の楽器演奏や[1][7]のスキャット混じりのヴォーカルにジャズテイストを感じます。
曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンから、若い世代のエドゥ・ロボ、デオダート、そして本作に参加しているロベルト・メネスカルまで、様々な世代のものを取り上げています。
SYLVIA TELLESとLUCIO ALVESのヴォーカル掛け合いと、ダバダバディバダのスキャットが楽しい[1]に始まり、ジョビン-モラエスの名曲[2]Ela E CariocaをLUCIOがけだるげに歌い、同じくジョビンの[3]Vivo SonhandoをSYLVIAがさらりと歌った後、メネスカル作の[4]をインストゥルメンタルで演奏。
続いてマルコス・ヴァーリ作の[5]をLUCIOがあたたかい声で歌い、再び清涼感ある楽器演奏[6]をはさんで、[7]の遊び心ある楽しいデュオにつなぐ…。
選曲、ヴォーカル、楽器演奏もさることながら、波打つようなこの温・冷の流れがまた快適。ジョビンの若かりし日のアルバム「カイミ・ヴィジタ・トム」等に通じるような、ほんわりやさしい感じもたまりません。
カフェでも飲んでくつろぎながらリピートで聴きたいくらい心地良いアルバムです。


1964
ボサ・セッション/シルビア・テレス, ルシオ・アルビス, ロベルト・メネスカル

SYLVIA TELLES, LUCIO ALVES, ROBERTO MENESCAL
シルビア・テリス(テレス), ルーシオ(ルシオ)・アルヴェス, ロベルト(ホベルト)・メネスカル, セウ・コンジュント他

◆"BOSSA SESSION - SYLVIA TELLES,LUCIO ALVES,ROBERTO MENESCAL"の全文 >>

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ワンダ・サー WANDA SA その他のアルバムメモ&ディスコグラフィ

WANDA SA ワンダ・サー / ワンダ・ヂ・サー (1944?-) ディスコグラフィー

VAGAMENTE ヴァガメンチ / 1964

★5  "VAGAMENTE" アルバムメモ
BRASIL '65 ブラジル'65 / 1965
WANDA DE SAH(vo), THE SERGIO MENDES TRIO, Chico Batera(d), ROSINHA DE VALENCA(g), Bud Shunk(as, fl) セルジオ・メンデス・トリオ、ワンダ・サー
★4.5 ワンダ・サーの歌声を気に入ったセルジオ・メンデスが彼女を招いて結成したユニット「ブラジル'65」のアルバム。3曲目を英語、2曲をポルトガル語で歌っています。ブラジル女性ギタリストロジーニャ(ホジーニャ)・ヂ・ヴァレンサと、西海岸のアルトサックス奏者バド・シャンクも参加。スタン・ゲッツ&ジルベルト夫妻のジャズサンバと共通する点も。 "BRASIL' 65" アルバムメモ
SOFTLY! ソフトリー! / 1966
BRASIL BOSSA NOVA / 1992
PERY RIBEIRO, WANDA SA e OSMAR MILITO - Serie ACADEMIA BRASILEIRA DE MUSICA VOL. 3
EU E A MUSICA 私と音楽 / 1995
WANDA SA & ROBERTO MENESCAL ワンダ・サー&ホベルト/ロベルト・メネスカル
BRASILEIRAS(Amazon River) ブラジレイラス / 1996
WANDA SA & CELIA VAZ + GAL COSTA, JOYCE, NANA CAYMMI, MARCIO MALARD... ワンダ・サー&セリア・ヴァス
★4 1993年録音。ガル・コスタ(2曲)、ジョイス(1曲)、クアルテート・エン・シー(2曲)、ナナ・カイミ(1曲)らがゲスト参加。パーカッションとチェロ以外全員女性。ヴォーカルがフワフワ重なりあって心地よい浮遊感を生んでいます。ワンダのヴォーカルも優しく透明感がある漢字に。
ジョビン等のボサノヴァ曲を中心に、カエターノ・ヴェローゾ、シコ・ブアルキなどのMPB世代の曲や、参加者ジョイスの自作曲もとりあげています。
2000年発売の輸入盤"Amazon River"は、試聴した限り"BRASILEIRAS"と同じ。曲の並び順も一緒ですが、私の手元にある国内盤より、この蓮の花のジャケットの方が好きだな ジャケやタイトルが違うと、うっかり2度買いしてしまいませんか?(経験あり
UMA MISTURA FINA / 1997
MENESCAL, WANDA SA & MIELE
ESTRADA TOKYO-RIO / 1998 ★4
ROBERTO MENESCAL & WANDA SA
ライブでホベルト・メネスカルご本人にサインしていただいた私の所有CDはジャケットが違うので中身ももしかしたら違うのかもしれませんが、下の動画のようにアコースティックだったらいいのになあ~と思ってしまいます。[4]ELVIS, [5]VAI DE VEZ, [8]O BALANSAMBA, [11]RIO, [14]NOVAS BOSSASとかは好き。 アレンジが「80年代映画の都会の夜シーンで流れる音楽」っぽくて好みじゃない曲もいくつかありますが、ふたりのヴォーカルはあたたかくてほっこりします。
WANDA SA & BOSSA TRES / 2000 Abril Music ★5
ワンダ・サー・ウィズ・ボッサ・トレス・フィーチャリング・ルイス・カルロス・ヴィニャス
Wanda Sa With Bossa Tres, featuring Luis Carlos Vinhas
タンバ・トリオと並び表される名ジャズボサトリオのボッサ・トレスとワンダ・サー、ルイス・カルロス・ヴィニャスが共演。ワンダのハスキーヴォイスとボサノヴァスタンダードとjazzyな演奏。ジャズクラブで聞いている気分になります♪ "WANDA SA & BOSSA TRES" アルバムメモ
BOSSA ENTRE AMIGOS / 2001 ★4
Wanda Sa / Marcos Valle / Roberto Menescal ボッサ・エントリ・アミーゴス
マルコス・ヴァーリとロベルト・メネスカルとのライブ盤。DVDも出ています。マルコス・ヴァーリのSamba De Verao (ソーナイス/サマーサンバ)や、ロベルト・メネスカル作で、ワンダのデビュー作のタイトル曲でもあるVagamente も歌っています。3人とも好きだし、それぞれが自作した有名曲が揃っています。ただワンダのヴォーカルが一線を越えている気がすることがたまにあります
DOMINGO AZUL DO MAR / 2002 DeckDisc 
WANDA SA COM JOAO DONATO / 2003 DeckDisc 
SWINGUEIRA / 2005 Sony
★5 Wanda Sa & Roberto Menescal スウィンゲイラ
BOSSA DO LEBLON / 2006 DeckDisc
  • アルバムを揃える時に便利なように作った年代順ディスコグラフィです。
    (本人以外のアルバムやMAXIシングル等は、タイトルに▲をつけています。)
  • ★(最高5)は私が聴く頻度・個人的お気に入り度です。
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ワンダ・サーは、エリス・レジーナ、ガル・コスタ、ジョイス、小野リサなど多くの歌手に影響を与えたといわれる歌手。ハスキーでコクがある声でビブラートをかけずに歌う、素朴であたたかみのあるヴォーカル。ホベルト・メネスカルのプロデュースでリリースしたデビュー作『ヴァガメンチ』を聴いたSERGIO MENDESに誘われて"BRASIL'65"に参加し、国内外で活躍。のちエドゥ・ロボと結婚して引退しましたが、離婚後復帰してアルバムを出し続けています。


キーワード: ブラジル音楽(ボサノバ、ブラジリアンポップス・MPB...)。
共通項アーティスト・・・ASTRUD GILBERTONARA LEAOナラ・レオン、QUARTETO EM CYクアルテート・エン・シー、CLAIRE CHEVALIERクレール・シュヴァリエ(with ROSINHA DE VALENCA、フランス語)


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