ワンダ・サーWANDA SA&BOSSA TRESアルバム

ワンダ・サー・ウィズ・ボッサ・トレス・フィーチャリング・ルイス・カルロス・ヴィニャス

ワンダ・サーとボッサ・トレスのクールなジャズボサ ★5

タンバ・トリオと並ぶ名ジャズボサトリオBOSSA TRESボッサ・トレスが復活し、55歳を超えたWANDA SAワンダ・サーと共演したアルバム。気持ちよく吹き抜ける風のようなトラックからおさえをきかせた渋いトラックまで、何となくジャズクラブで聴いている気分になります。なので特に夜におすすめです。
若い頃からのハスキーヴォイスぶりに輪がかかり、温かみが増したワンダ・サーのヴォーカルとボッサ・トレスの軽妙でクールな演奏は、まるで熱いエスプレッソをかけた冷たいヴァニラアイスクリーム。温と冷、ほろ苦さと甘さ、魅惑的なアロマが渾然一体となって刺激してくるあの感覚…。
何かの映画の中でジュリエット・ビノシュがアイスにエスプレッソをぶっかけていた記憶もありますが、このアルバムともども、まだの方はぜひお試しを。

ボッサ・トレスといえば、1964年に女性4人コーラスグループ QUARTETO EM CYと共演したクアルテート・エン・シー(ファーストアルバム)も気に入っています。


2000
Wanda Sa With Bossa Tres, featuring Luis Carlos Vinhas

1. Errinho A Toa
2. Deixa A Nega Gingar
3. Casa Forte
4. Se E Tarde Me Perdoa/Pra Machucar Meu Coracao/Palpite Infeliz
5. Brisa Do Mar
6. Light My Fire
7. Pode Ir
8. Zazueira
9. Moonlight/Garota De Ipanema
10. Estrada Do Sol/Foi A Noite
11. Amor Ate O Fim
12. Cancao Que Morre No Ar
13. Zanga Znagada
14. Two Kites/Fotografia/Eu Preciso De Voce
1. エヒーニョ・ア・トーア
2. デイシャ・ア・ネガ・ジンガー(サンダリア・デラ)
3. カザ・フォルチ
4. シ・エ・タルヂ・ミ・ペルドーア~プラ・マシュカール・メウ・コラサゥン~パウピーチ・インフェリース
5. ブリザ・ド・マール
6. ライト・マイ・ファイアー
7. ポーヂ・イール
8. ザズエイラ
9. イン・ザ・ムーンライト~ガロータ・ヂ・イパネマ
10. エストラーダ・ド・ソル~フォイ・ア・ノイチ
11. アモール・アテ・オ・フィン
12. カンサゥン・キ・モヒ・ノ・アール
13. ザンガ・ザンガーダ
14. トゥー・カイツ~フォトグラフィア~プレシーゾ・ヂ・ヴォセ

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BRASIL65 - SERGIO MENDES+WANDA SA

ブラジル'65 / セルジオ・メンデス・トリオ+ワンダ・サー

・・・・ジャズ系ボサノヴァ・・・ ★4.5

ワンダ・サーを迎えたセルジオ・メンデスのユニットブラジル'65のアルバム。
後々ポップ路線に進んでいくセルジオ・メンデスですが、本作はボサノヴァ色が濃く、個人的には彼のアルバム中で一番好きです。

ワンダ・サーは[1]、[5]、[8]を英語で、[2]、[10]をポルトガル語で歌っています。[3]はピアノを抜き、代わりにジャズアルトサックス奏者バド・シャンクのフルートと、女性ギタリストホジーニャ(ロジーニャ)・ヂ・ヴァレンサのギターが入っています。

英語でも歌う素朴なヴォーカルの若い金髪女性、アメリカのジャズサックス奏者、ブラジルのギターの名手が参加するジャズ・ボサノヴァ・アルバム...という条件は、アストラッド・ジルベルトをフィーチャーしたスタン・ゲッツのジャズサンバ・アルバムと酷似していますね。
「ソーナイス(サマーサンバ)」を聴き比べると、アストラッドはヨタヨタ歩く女の子のような感じ、ワンダはハスキーで素朴で母性的な感じがします。
この曲は、作者マルコス・ヴァーリ本人のアルバム「サンバ’68 」収録の奥さんとの幸せ感たっぷりな(能天気っぽい)デュエットも好きです。


1965
Wanda Sa(vo); Sergio Mendes; Sebastiano Neto(b); Chico Batera(d); Rosinha de Valenca(g); Bud Shunk(as, fl)...

1. So Nice (Samba de Varao) [Marcos Valle] 1.ソー・ナイス(サマーサンバ)
2. Berimbau [Baden Powell] ビリンバウ
3. Tristeza Em Mim 私の悲しみ<
4. Aquarius [Joao Donato] みずがめ座
5. One Note Samba ワン・ノート・サンバ [A.C.Jobim]
6. She's a Carioca 彼女はカリオカ [A.C.Jobim, Vinicius de Moraes]
7. Muito a Vontade [Joao Donato] 軽い気持ちで
8. Let Me (Deixa) [Baden Powell] レット・ミー
9. Consolacao [Baden Powell] なぐさめて
10. Reza [Edu Lobo]  祈り

◆"BRASIL65 - SERGIO MENDES+WANDA SA"の全文 >>

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VAGAMENTE ヴァガメンチ - WANDA SA ワンダ・サー

ヴァガメンチ / ワンダ・サー (ヴァンダ・サー/ワンダ・ヂ・サー)

快適デビューアルバム・・・ ★5

TV出演をきっかけにデビューしたイパネマ出身のワンダ・サーのファーストアルバム。プロデューサーはRoberto Menescal ロベルト・メネスカル
セルジオ・メンデスは、このアルバムを聴いて彼女を気に入り「ブラジル'65」に加えたそうですね。
ビブラートをかけない素朴な歌い方と、二十歳そこらとは思えないハスキーな声。ボサノヴァならではの脱力感と物憂げさもたまりません。彼女に影響を受けたと語るアーティストが多いのも分かる気がします。
小野リサも、尊敬するアーティストとしてワンダ・サーの名前を挙げていました。彼女のアルバム〔Pretty World〕(2000年)を聞くと確かにワンダ・サーを思い出すんですが、他ではどちらかというとナラ・レオンに近い気もします。ワンダ・サーの方が共感できるのでしょうか。


1964
WANDA SA ( WANDA DE SAH )
1. Adriana アドリアーナ
2. E Vem O Sol そして陽は昇る
(◆YouTube試聴)
3. Encontro 出逢い
4. So Me Fez Bem あなたは愛してくれた
5. Mar Azul 蒼い海
6. Tambem Quem Mandou 嫌われてるの?
7. Tristeza de Nos Dois 二人の悲しみ
8. Vivo Sonhando 夢を見ながら
9. Sem Mais Adeus さよならは、もうたくさん
10. Inutil Paisagem 無意味な風景
11. Tristeza de Amar 愛する悲しみ
12. Vagamente ヴァガメンチ
13. So Nice (Samba de Verao)*ソー・ナイス
14. Quiet Nights of Quiet Stars (Corcovado)* コルコヴァード
15. To Say Goodbye(Pra Dizer Adeus)* さよならを言うために
13~15 CDボーナストラック

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ワンダ・サー WANDA SA その他のアルバムメモ&ディスコグラフィ

WANDA SA ワンダ・サー / ワンダ・ヂ・サー (1944?-) ディスコグラフィー

VAGAMENTE ヴァガメンチ / 1964

★5  "VAGAMENTE" アルバムメモ
BRASIL '65 ブラジル'65 / 1965
WANDA DE SAH(vo), THE SERGIO MENDES TRIO, Chico Batera(d), ROSINHA DE VALENCA(g), Bud Shunk(as, fl) セルジオ・メンデス・トリオ、ワンダ・サー
★4.5 ワンダ・サーの歌声を気に入ったセルジオ・メンデスが彼女を招いて結成したユニット「ブラジル'65」のアルバム。3曲目を英語、2曲をポルトガル語で歌っています。ブラジル女性ギタリストロジーニャ(ホジーニャ)・ヂ・ヴァレンサと、西海岸のアルトサックス奏者バド・シャンクも参加。スタン・ゲッツ&ジルベルト夫妻のジャズサンバと共通する点も。 "BRASIL' 65" アルバムメモ
SOFTLY! ソフトリー! / 1966
BRASIL BOSSA NOVA / 1992
PERY RIBEIRO, WANDA SA e OSMAR MILITO - Serie ACADEMIA BRASILEIRA DE MUSICA VOL. 3
EU E A MUSICA 私と音楽 / 1995
WANDA SA & ROBERTO MENESCAL ワンダ・サー&ホベルト/ロベルト・メネスカル
BRASILEIRAS(Amazon River) ブラジレイラス / 1996
WANDA SA & CELIA VAZ + GAL COSTA, JOYCE, NANA CAYMMI, MARCIO MALARD... ワンダ・サー&セリア・ヴァス
★4 1993年録音。ガル・コスタ(2曲)、ジョイス(1曲)、クアルテート・エン・シー(2曲)、ナナ・カイミ(1曲)らがゲスト参加。パーカッションとチェロ以外全員女性。ヴォーカルがフワフワ重なりあって心地よい浮遊感を生んでいます。ワンダのヴォーカルも優しく透明感がある漢字に。
ジョビン等のボサノヴァ曲を中心に、カエターノ・ヴェローゾ、シコ・ブアルキなどのMPB世代の曲や、参加者ジョイスの自作曲もとりあげています。
2000年発売の輸入盤"Amazon River"は、試聴した限り"BRASILEIRAS"と同じ。曲の並び順も一緒ですが、私の手元にある国内盤より、この蓮の花のジャケットの方が好きだな ジャケやタイトルが違うと、うっかり2度買いしてしまいませんか?(経験あり
UMA MISTURA FINA / 1997
MENESCAL, WANDA SA & MIELE
ESTRADA TOKYO-RIO / 1998 ★4
ROBERTO MENESCAL & WANDA SA
ライブでホベルト・メネスカルご本人にサインしていただいた私の所有CDはジャケットが違うので中身ももしかしたら違うのかもしれませんが、下の動画のようにアコースティックだったらいいのになあ~と思ってしまいます。[4]ELVIS, [5]VAI DE VEZ, [8]O BALANSAMBA, [11]RIO, [14]NOVAS BOSSASとかは好き。 アレンジが「80年代映画の都会の夜シーンで流れる音楽」っぽくて好みじゃない曲もいくつかありますが、ふたりのヴォーカルはあたたかくてほっこりします。
WANDA SA & BOSSA TRES / 2000 Abril Music ★5
ワンダ・サー・ウィズ・ボッサ・トレス・フィーチャリング・ルイス・カルロス・ヴィニャス
Wanda Sa With Bossa Tres, featuring Luis Carlos Vinhas
タンバ・トリオと並び表される名ジャズボサトリオのボッサ・トレスとワンダ・サー、ルイス・カルロス・ヴィニャスが共演。ワンダのハスキーヴォイスとボサノヴァスタンダードとjazzyな演奏。ジャズクラブで聞いている気分になります♪ "WANDA SA & BOSSA TRES" アルバムメモ
BOSSA ENTRE AMIGOS / 2001 ★4
Wanda Sa / Marcos Valle / Roberto Menescal ボッサ・エントリ・アミーゴス
マルコス・ヴァーリとロベルト・メネスカルとのライブ盤。DVDも出ています。マルコス・ヴァーリのSamba De Verao (ソーナイス/サマーサンバ)や、ロベルト・メネスカル作で、ワンダのデビュー作のタイトル曲でもあるVagamente も歌っています。3人とも好きだし、それぞれが自作した有名曲が揃っています。ただワンダのヴォーカルが一線を越えている気がすることがたまにあります
DOMINGO AZUL DO MAR / 2002 DeckDisc 
WANDA SA COM JOAO DONATO / 2003 DeckDisc 
SWINGUEIRA / 2005 Sony
★5 Wanda Sa & Roberto Menescal スウィンゲイラ
BOSSA DO LEBLON / 2006 DeckDisc
  • アルバムを揃える時に便利なように作った年代順ディスコグラフィです。
    (本人以外のアルバムやMAXIシングル等は、タイトルに▲をつけています。)
  • ★(最高5)は私が聴く頻度・個人的お気に入り度です。
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ワンダ・サーは、エリス・レジーナ、ガル・コスタ、ジョイス、小野リサなど多くの歌手に影響を与えたといわれる歌手。ハスキーでコクがある声でビブラートをかけずに歌う、素朴であたたかみのあるヴォーカル。ホベルト・メネスカルのプロデュースでリリースしたデビュー作『ヴァガメンチ』を聴いたSERGIO MENDESに誘われて"BRASIL'65"に参加し、国内外で活躍。のちエドゥ・ロボと結婚して引退しましたが、離婚後復帰してアルバムを出し続けています。


キーワード: ブラジル音楽(ボサノバ、ブラジリアンポップス・MPB...)。
共通項アーティスト・・・ASTRUD GILBERTONARA LEAOナラ・レオン、QUARTETO EM CYクアルテート・エン・シー、CLAIRE CHEVALIERクレール・シュヴァリエ(with ROSINHA DE VALENCA、フランス語)


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