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RAMON LEAL
クルベ・ダ・シャーヴェ~二人と海 / ラモン・レアル
・・・海辺さながらの心地よさ・・・ ★4.5
ジョアン・ジルベルトゆかりのクラブの名を冠した気持ちいいアルバム。またもA.C.ジョビン、ジョアン・ジルベルト、カルロス・リラ等のスタンダードな曲を、オリジナルを大切にしつつ粋にアレンジしていますが、今回はラモン・レアルのオリジナル曲[5]も入っています。
前作に引き続き参加しているベアトリス・ビノッティのヴォーカルは相変わらずチャーミングで、”BIM BOM”などは、あまりの可愛さに転げまわってしまうほど。必聴です。
今回は彼女の他にスウェーデン出身のアナ・ラーンも参加していて、ちょっと陰のあるヴォーカルでアルバムに陰影を加えています。
私の好きなアーティストの多くは故人なので、埋もれていた音源の発見か、廃盤再発くらいしか楽しみがなかったのですが、20世紀末のボサノヴァブーム再来でラモン・レアルのようなアーティストが現れて、楽しみが増えました。嬉しいな♪
2001
Ramon Leal & Beatrice Binotti
1.So Em Teus Bracos (Jobim)
2.Bolinha De Papel (Pereira)
3.Nos E O Mar (Menescal, Boscoli)
4.Vai Passar (Buarque, Hime)
5.Mariate(R.Leal)
6.Bim Bom (J.Gilberto)
7.Aos Pes De Santa Cruz (menescal, Boscoli)
8.Seu Encanto (Valle,Pingariho,Valle)
9.So Danco Samba (Jobim, Moraes)
10.Sabe Voce (Lyra, Moraes)
11.Marcha Da Quarta Feira De Cinzas (Lyra, Moraes)
12.Chovendo Na Roseira (Jobim)
13.Sem Mais Adeus (Hime, Moraes)
14.Tristeza De Nos Dois
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1.あなたの腕の中で(feat.Beatrice Binotti)
2.紙風船
3.二人と海(feat.Ana Laan)
4.ヴァイ・パッサール
5.マリアッテ
6.ビン・ボン(feat.Beatrice Binotti)
7.十字架のもとで
8.君の魅力(feat.Ana Laan)
9.ソ・ダンソ・サンバ
10.あなたを知ること(feat.Beatrice Binotti)
11.暗い水曜日のマーチ
12.ばらに降る雨(feat.Beatrice Binotti)
13.さよならはもうたくさん
14.二人の悲しみ(feat.Beatrice Binotti)
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RAMON LEAL
ボサノヴァ2001 / ラモン・レアル
・・・現代の洗練された快適ボサノヴァ・アルバム・・・ ★5
古きよき雰囲気も感じられますが、わざわざタイトルにしてあるとおり20世紀末に作られたスペイン発のボサノヴァ・アルバムです。
約半世紀前のボサノヴァ有名曲を大切にしつつ、余計なものを削ぎ落とした、洗練されたアルバムです。ジャケットだけはいまひとつですが...電子音の少ないボサノヴァ好みの私の新たな愛聴盤になりました。
よく練りこんだラモン・レアルの音楽もさることながら、女優でもあるベアトリス・ビノッティの適度にささやき気味のヴォーカルは最高にチャーミングです。
曲はD.カイミ、トム・ジョビン、ロベルト・メネスカル、カエターノ・ヴェローゾ等のお馴染みの曲ぞろい。9曲目「あなたと私 Voce e eu」は、「ゲッツ/ジルベルト#2」等では「私とあなた」と順番が逆ですが、同じ曲です。
2000
Ramon Leal & Beatrice Binotti
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CLAIRE CHEVALIER
ボサノーヴァにのせて / ブラジル風に - クレール・シュヴァリエ
フランスとブラジルの幸せなマリアージュ ★5
CLAIRE CHEVALIER クレール・シュヴァリエのいかにも南仏らしい陽気であたたかいヴォーカルと、ROSINHA DE VALENCA ホジーニャ・ヂ・ヴァレンサの粋なギター&アレンジが心地良い、幸せ感漂うアルバム。
ホジーニャ・ヂ・ヴァレンサは、ジョアン・ジルベルトの女性版といわれることもあるギターの名手。ワンダ・サーとともに、セルジオ・メンデスの「ブラジル'65」にゲスト参加している、あのギタリストです。
長いブラジル生活の後に画家として母国フランスに戻ったクレール・シュヴァリエを、彼女がレコーディングに誘って生まれたのがこのアルバム。曲は全てフランスの有名曲で、ヴォーカルもフランス語です。とはいっても、「ちょっとボサノヴァ風にアレンジしてみた」程度の半端なものとは一線を画しています。
選曲にしても、愛や過去の恋の切なさを歌った歌詞と憂いあるメロディを持つ曲、つまりボサノヴァと相性のいい曲をうまく選んでいます。
そして、長いブラジル生活を経たフランス人歌手とブラジルのギターの名手が、そのフレンチソング(シャンソン)とブラジルのリズムを丁寧に織り交ぜて、ほのかな憂いを帯びた音楽に仕上げています。
気持ちのいい昼下がりにカフェでも飲みながら聴けば、おすすめしたくなる気持ちが分かっていただけるかもしれません。
盤、ジャケット・・・
クレール・シュヴァリエの唯一ともいえるCDですが、ジャケットは私が覚えているだけでも4種類あります。
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1965-1969
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LES MASQUES
ブラジリアン・サウンド / レ・マスク
・・・フランス匿名アーティスト+トリオ・カマラのブラジリアンサウンド@パリ・・・ ★4.5
フランスのDARE-DAREレーベルからCDが再発されています。
Alice HERALDによる解説には、
<ブラジリアンミュージックを愛する仲間が話していたら、「アメリカではブラジル音楽が英語で歌われて広まってる。パリでブラジル音楽をやって楽しんでもよさそうなもんなのにね」ということに。実は彼らはプロのミュージシャン(作詞家、作曲家、歌手…)で、そのうち一人がレコーディングスタジオを持っていたので、自然ななりゆきでグループを結成。
LES MASQUESという名前は、カーニヴァル風の雰囲気を出すためかもしれないし、メンバーの名前を伏せた(MASQUE(S) マスケ=覆い隠された)ことにかけているのかもしれない 。 運良くパリに来ていた若い頃のLE TRIO CAMARAの参加で、本場ブラジルの味が出せた。>とあります。
オーケストラアレンジはJOSE BATEL (3,7), CHISTIAN (CHRISTIAN?) GAUBERT (10), CLAUDE GERMAIN (1,2,4,5,9,11)。
コーラスアレンジと音楽監督はCLAUDE GERMAIN。プロデューサーはFRANCIS LEMARQUE。他の参加者は謎です。
歌だけ聴いていると、フランスのジャズコーラスユニットLES DOUBLE SIXやBLUE STARSを思い出します。
フランス語は腹からハッキリ発音される言語(子音は強く母音は音量がベタッと一定)で、ささやき声で歌っても完全なウィスパーヴォイスにできない(または意図的にしない)歌手が多い気がします。
ブラジルポルトガル語のサォン…ミーニャなどとフンワリ消え入りそうな音を聴きなれた人がこのアルバムを聴くと、①何となく耳障り、②勢いがあって新鮮、に意見が分かれるんじゃないでしょうか。
1968
JOSE BATEL, CHISTIAN (CHRISTIAN?) GAUBERT, CLAUDE GERMAIN, LE TRIO CAMARA
1.ECHO(A.HERALD/C.GERMAIN)
2.IL FAUT TENIR(A.HERALD/C.GERMAIN)
3.UN REGARD...UN SOURIRE...(G.KROM/J. BARTEL)
4.ENFER(A.HERALD/C.GERMAIN)
5.BAL CHEZ LE BARON(A.HERALD/C.GERMAIN)
6.LA GROSSE BOSSE A CASANOVA(C. LEVEL/E.MARINHO)
7.MAIS UN JOUR...(G.KROM/J.BARTEL)
8.INITIATION(M.VASSILIU)
9.DIS-NOUS QUEL EST LE CHEMIN(A.HERALD/C.GERMAIN)
10.L'OISEAU(A.HERALD/C.GAUBERT)
11.LES FILLES ET LES GARCONS(A.HERALD/C.GERMAIN)
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ブラジル:ボサノヴァ,MPB等
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MEMO-雑記
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他国のブラジル音楽
ピエール・バルー、アンリ・サルヴァドール、クレモンティーヌ、フランソワーズ・アルディ、クロディーヌ・ロンジェ、エンゾ・エンゾ、イザベル・アンテナ、コラリー・クレモン、エレナなど、ブラジル音楽、ボサノヴァを愛するフランス人歌手を挙げるときりがありません。また、エリス・レジーナのようにツアーでフランスに来たり、ブラジル人アーティストが亡命でパリに集ったこともありました。フランスとブラジル音楽の関係はかなり早いうちから始まっています。
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MORELENBAUM
カーザ - モレレンバウム2 / サカモト
早朝の透明感・・・ ★4.5
かつてアントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)と一緒に演奏していたモレレンバウム夫妻(パンダ・ノヴァのメンバー)と坂本龍一が、今は亡きジョビン愛用のスタジオとピアノを使って演奏し、彼に捧げたオマージュ作品。
ジョビンの曲づくしの、洗練されたアルバムです。フランスのラジオでも、よくかかっていました。
パウラ・モレレンバウムの澄んだヴォーカルと、夫ジャキス・モレレンバウムの浮遊感ある切ないチェロがたまりません。
最初のうちはピアノの音が明快すぎる気がして少し違和感を感じましたが、慣れたらいいと思えるようになりました。
私が特に好きなのは、[9]のImagina。「想像してごらんよ、月が消えてしまう夜を」で終わる幻想的な曲に、夢見るような雰囲気の演奏がよく合っています。この曲はモレレンバウム夫妻が2人で歌っています。パウラのみずみずしい声とジャキスのスモーキーな声の組み合わせが、何となく童話の世界を思わせます。
森や海にでも行って浄化されたい…なんてグレーな気分の時に聴くと、ちょっぴり浄化された気になりますよ。
07.2001
Paula Morelenbaum (vocal), Jaques Morelenbaum (cello), Ryuichi Sakamoto (piano)
1. As Praias Desertas [Antonio Carlos (Tom) Jobim]
2. Amor Em Paz [Jobim / Vinicius de Moraes]
3. Vivo Sonhando (dreamer) [Jobim]
4. Inutil Paisagem [Jobim / Aloysio de Oliveira]
5. Sabia [Jobim / Chico Buarque]
6. Chanson Pour Michelle [Jobim]
7. Bonita [Jobim / Ray Gilbert]
8. Fotografia (photograph) [Jobim / Ray Gilbert]
9. Imagina [Jobim / Buarque]
10. Esrtada Branca [Jobim / Moraes]
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11. O Grande Amor [Jobim / Vinicius de Moraes]
12. Cancao Em Modo Menor [Jobim / Moraes]
13. Tema Para Ana [Jobim]
14. Derradeira Primavera [Jobim / Moraes]
15. Esperanca Perdida (i Was Just One More For You) [Jobim / Moraes]
16. Sem Voce [Jobim / Moraes]
17. Samba Do Aviao (live) [Jobim] *
18. Improvisation (live) [Ryuichi Sakamoto / Jaques Morelenbaum] *
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2001年に発売されたCDは16曲入りですが、2002年発売のSONY盤には[17],[18]の2曲が加わっています。