Caetano Veloso

BRASIL – JOAO GILBERTO

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幸せ感たっぷり

カエターノ・ヴェローゾとその妹マリア・ベターニア、ジルベルト・ジルといった若手アーティスト達と、ジョアン・ジルベルトの共演盤。男性ヴォーカルが多いアルバムですが、蝶が舞うのどかなお花畑を想像させるような、可愛い雰囲気のアルバムです。 シナトラの朗らかな歌唱で有名なAll of meは、ポンポンポンというリズムでみんな仲良く歌っていて、手に手をとって遠足に行く子供を思い浮かべてしまいます。5曲目の終わりには風鈴のようなリンリンいう音が入っていて、懐かしい気分に。 遊び心たっぷりで楽しい中身のわりに … 続きを読む

OS MEUS AMIGOS SAO UM BARATO – NARA LEAO

3 / 5
復帰作

若い頃ナラの豪華アパートのサロンに集っていた仲間や、トロピカリズモ運動時代の仲間など、計11人が参加した1977年のアルバム。 ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、エドゥ・ロボ、アントニオ・カルロス・ジョビン、カルロス・リラ、シコ・ブアルキ、ジョアン・ドナート、ロベルト・メネスカル他が参加しています。 子育てと勉学に専念した生活を終えて本格的に音楽に戻ってきたナラを皆で歓迎するかのような、にぎやかな雰囲気です。 「素晴らしき」仲間たちという邦題をつけたくなる気持ちが分かるほど豪華な顔ぶれな … 続きを読む

DOMINGO – GAL e CAETANO

5 / 5
曇りや雨の日が似合うサウダージ・アンニュイ感

カエターノ・ヴェローゾ Caetano Velosoは、ブラジルでボサノヴァ衰退後に繰り広げられるトロピカリズモの中心となる人ですが、その直前に彼がGal Costa ガル・コスタと録音したこのアルバムは大好きです。 そっとささやくように歌う二人の甘くてやさしいヴォーカルとギター、ちょっとけだるい物憂い雰囲気がたまりません。 サウダーヂ(憂愁)はボサノヴァの魅力のひとつですが、そのボサノヴァの終焉にふさわしいような静けさと切ない感じが、このアルバム全体にただよっています。 白黒写真とサイケなカラ … 続きを読む