1970-1979

OS MEUS AMIGOS SAO UM BARATO – NARA LEAO

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復帰作

若い頃ナラの豪華アパートのサロンに集っていた仲間や、トロピカリズモ運動時代の仲間など、計11人が参加した1977年のアルバム。 ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、エドゥ・ロボ、アントニオ・カルロス・ジョビン、カルロス・リラ、シコ・ブアルキ、ジョアン・ドナート、ロベルト・メネスカル他が参加しています。 子育てと勉学に専念した生活を終えて本格的に音楽に戻ってきたナラを皆で歓迎するかのような、にぎやかな雰囲気です。 「素晴らしき」仲間たちという邦題をつけたくなる気持ちが分かるほど豪華な顔ぶれな … 続きを読む

MEU PRIMEIRO AMOR – NARA LEAO

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ほっと一息

亡命先のフランスからブラジルに帰国したナラ・レオンが育児や勉学に励んでいた頃のアルバム。子供の枕もとで歌っているのを想像させるような、優しくてアットホームな感じがただよっていて、ボサノヴァ名盤の前作「美しきボサノヴァのミューズ」と、大勢の仲間と共演したにぎやかな次作「ナラと素晴らしき仲間たち」の合間にひっそり咲く花とでもいう感じ。地味かもしれないけど、いいアルバムです。 子供向けの歌、ブラジルの古い童謡をとりあげていて、子供のヴォーカルが入っている曲もあります。幸せな雰囲気と子供の声という点では … 続きを読む

ELIS&TOM – Antonio Carlos Jobim & Elis Regina

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最高に素敵なボサノヴァアルバム

ELIS REGINA エリス・レジーナと、ボサノヴァの第一人者ANTONIO CARLOS JOBIM アントニオ・カルロス・ジョビン(トム)が共演した名盤。全曲ジョビン作で、ボサノバ最盛期から15年近く経った1974年にアメリカのロサンジェルスでの録音です。 トムはカイミ一家との共演アルバム〔CAYMMI VISITA TOM カイミ・ヴィジタ・トム〕でも”Inutil Paisagem”と”So Tinha De Ser Com Voce”の … 続きを読む

JOAO GILBERTO

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子守唄のような心地よさ

ギター+歌にドラムだけで、 「ちょっとあわせてみよう」と始めたかのような雰囲気。ゆりかごのようなベース音に、寝言のようなフレーズが繰り返される曲「ウンディユ」や、内緒話のような「三月の水」の、眠れといわんばかりの心地よさ。弦の上を指が滑る音や微妙な声のふるえや舌の音まで聴こえる臨場感のある音…。すぐそばで何気なく演奏が始まったような感覚になるアルバムです。 ジョアンがやすやすと優雅に弾いているから簡単そうに聞こえるけど、弾くのは難しいそうですね。表情力が豊かで、ギターひとつでよくそこ … 続きを読む

DEZ ANOS DEPOIS – NARA LEAO

郷愁+哀愁

美しきボサ・ノヴァのミューズ / ナラ・レオン 1971年亡命先のパリでの録音。ナラ・レオンの中で一番好きなアルバムです。 オリジナルと同じく2枚に分かれたCDと、1枚にしたCDがあります。 若い頃のナラ・レオンの広い豪華マンションがボサノヴァ創始者といわれるミュージシャンたちのたまり場となっていたのは有名な話。ナラはそういう環境で育ちつつも、ボサノヴァは金持ちブルジョワ的で現実から目をそらしていると感じるようになっていったそうで、1964年のファーストアルバム”NARA&#8221 … 続きを読む

ELA E CARIOCA (EN MEXICO)- JOAO GILBERTO

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メキシコにてカリオカ

ジャケデザインもジョアンの口ひげもちょっとメキシコっぽいし、「ベサメムーチョ」も入ってるし、まさかメキシコ風味?とちらっと思いましたが、ジョアンらしい音楽でした。 ジルベルト夫妻とスタン・ゲッツの「ゲッツ/ジルベルト」(1963)はアメリカ他でヒットして、妻のアストラッド・ジルベルトはシングルカットされた「イパネマの娘」のシングルの爆発的セールスをきっかけにアメリカで人気歌手となりました。ジョアン・ジルベルトは彼女と数年後に離婚し、1965年にミウシャと再婚し、69年から2年間メキシコシティに移 … 続きを読む