他国のブラジル音楽

Clube Da Chave – Ramon Leal & Beatrice Binotti

4.5 / 5
海辺のような心地よさ

ジョアン・ジルベルトゆかりのクラブ「クルベ・ダ・シャーヴェ」をタイトルにした心地いいアルバム。 前作と同じく、A.C.ジョビン、ジョアン・ジルベルト、カルロス・リラ等のスタンダードな曲を、オリジナルを大切にしつつアレンジしていますが、今回はラモン・レアルのオリジナル曲[5]も入っています。 前作に引き続き参加しているベアトリス・ビノッティのヴォーカルが可愛くて、”BIM BOM”は、あまりの可愛さに転げまわってしまうほど。必聴です。 今回は彼女の他にスウェーデン出身のアナ … 続きを読む

BOSSANOVA 2001 – RAMON LEAL

5 / 5
洗練されつくした快適ボサノヴァ・アルバム

わざわざタイトルにしてあるとおり20世紀末に作られたスペイン発のボサノヴァ・アルバムです。 約半世紀前のボサノヴァスタンダードのオリジナルを大切にしつつ、ワイルドさや不純物を濾過して取り除いたようなひたすら心地いいアルバムです。 イメージは、サラサラの白砂と透明な波ときれいな眺めが楽しめて、適温で、きれいに掃除されてる安全快適なホテルのビーチ でなければ、とことん舌触りのいいデザート。女優でもあるベアトリス・ビノッティの適度にささやき気味のヴォーカルがものすごく可愛いです。ちょっと腑に落ちないの … 続きを読む

SAVEUR BRESIL – CLAIRE CHEVALIER

5 / 5
フランスとブラジルの幸せなマリアージュ

Claire Chevalier クレール・シュヴァリエ の南仏らしい陽気であたたかいヴォーカルと、Rosinha De Valenca ホジーニャ・ヂ・ヴァレンサの粋なギター&アレンジが心地良い、幸せ感漂うアルバム。 ホジーニャ・ヂ・ヴァレンサは、ジョアン・ジルベルトの女性版といわれることもあるギタリスト。セルジオ・メンデスの「ブラジル’65」にもワンダ・サーとともに参加しています。 長いブラジル生活の後に画家として母国フランスに戻ったクレール・シュヴァリエを、彼女がレコーディング … 続きを読む

BRASILIAN SOUND – LES MASQUES

4.5 / 5
フランス匿名アーティスト+トリオ・カマラのブラジリアンサウンド@パリ

<ブラジリアンミュージックを愛する仲間で話していたら、「アメリカではブラジル音楽が英語で歌われて広まってる。パリでもブラジル音楽をやって楽しんでもよさそうなのにね」ということに。彼らはプロのミュージシャン(作詞家、作曲家、歌手…)で、そのうち一人がレコーディングスタジオを持っていたので、自然ななりゆきでグループができた。 Les Masquesという名前は、カーニヴァル風の雰囲気を出すためかもしれないし、メンバーの名前を伏せた(Masqué(s) マスケ=覆い隠された)ことにかけて … 続きを読む

CASA – MORELENBAUM2 / SAKAMOTO

4.5 / 5
早朝の透明感

かつてアントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)と一緒に演奏していたモレレンバウム夫妻(パンダ・ノヴァのメンバー)と坂本龍一が、今は亡きジョビン愛用のスタジオとピアノを使って演奏し、彼に捧げたオマージュ作品。 ジョビンの曲づくしの洗練されたアルバムです。フランスのラジオでもよくかかっていました。 パウラ・モレレンバウムの澄みきったヴォーカルと、夫ジャキス・モレレンバウムの浮遊感ある切ないチェロがたまりません。最初はピアノの音が明快すぎる気がして少し違和感がありましたが、慣れたらよくなりまし … 続きを読む

ボサノヴァとフランス、フレンチボサ

ピエール・バルー、アンリ・サルヴァドール、クレール・シュヴァリエ、クレモンティーヌ、フランソワーズ・アルディ、クロディーヌ・ロンジェ、エンゾ・エンゾ、イザベル・アンテナ、コラリー・クレモン、エレナなど、ブラジル音楽・ボサノヴァを取り入れているフランス人ミュージシャンを挙げるときりがありません。 エリス・レジーナのようにツアーでブラジルからフランスに来るアーティストもいれば、パリに亡命して来たボサノヴァアーティストもいて、フランスとブラジル音楽の関係は、20世紀半ば頃から始まっていたようです。 『 … 続きを読む