JOAO GILBERTO

JOAO VOZ E VIOLAO – JOAO GILBERTO

4.5 / 5
たまらなく心地いい静けさ

夜に聴きたい、静かなアルバムです。しーっ…と指を立てる女性のジャケットもすてき。 1931年生まれということは録音当時69歳。スキャットが得意で音域と声量が売りのジャズヴォーカリストの場合どうしても年による衰えを感じさせられますが、ジョアンは元からつぶやくように静かに歌っているので、それをあまり感じさせません。アンリ・サルヴァドールと同じく、若い頃よりあたたかみや味が増していていいなあと思います。 1. Desde Que O Samba E Samba デスヂ・キ・オ・サンバ・エ・ … 続きを読む

BRASIL – JOAO GILBERTO

5 / 5
幸せ感たっぷり

カエターノ・ヴェローゾとその妹マリア・ベターニア、ジルベルト・ジルといった若手アーティスト達と、ジョアン・ジルベルトの共演盤。男性ヴォーカルが多いアルバムですが、蝶が舞うのどかなお花畑を想像させるような、可愛い雰囲気のアルバムです。 シナトラの朗らかな歌唱で有名なAll of meは、ポンポンポンというリズムでみんな仲良く歌っていて、手に手をとって遠足に行く子供を思い浮かべてしまいます。5曲目の終わりには風鈴のようなリンリンいう音が入っていて、懐かしい気分に。 遊び心たっぷりで楽しい中身のわりに … 続きを読む

JOAO GILBERTO

5 / 5
子守唄のような心地よさ

ギター+歌にドラムだけで、 「ちょっとあわせてみよう」と始めたかのような雰囲気。ゆりかごのようなベース音に、寝言のようなフレーズが繰り返される曲「ウンディユ」や、内緒話のような「三月の水」の、眠れといわんばかりの心地よさ。弦の上を指が滑る音や微妙な声のふるえや舌の音まで聴こえる臨場感のある音…。すぐそばで何気なく演奏が始まったような感覚になるアルバムです。 ジョアンがやすやすと優雅に弾いているから簡単そうに聞こえるけど、弾くのは難しいそうですね。表情力が豊かで、ギターひとつでよくそこ … 続きを読む

ELA E CARIOCA (EN MEXICO)- JOAO GILBERTO

4 / 5
メキシコにてカリオカ

ジャケデザインもジョアンの口ひげもちょっとメキシコっぽいし、「ベサメムーチョ」も入ってるし、まさかメキシコ風味?とちらっと思いましたが、ジョアンらしい音楽でした。 ジルベルト夫妻とスタン・ゲッツの「ゲッツ/ジルベルト」(1963)はアメリカ他でヒットして、妻のアストラッド・ジルベルトはシングルカットされた「イパネマの娘」のシングルの爆発的セールスをきっかけにアメリカで人気歌手となりました。ジョアン・ジルベルトは彼女と数年後に離婚し、1965年にミウシャと再婚し、69年から2年間メキシコシティに移 … 続きを読む

GETZ/GILBERTO 2 (Live)

4 / 5
ジルベルト夫婦再参加Live

1964年10月9日カーネギーホールでのコンサートの録音。ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツは相変わらず険悪だったのでしょうが、そんなことは全く感じさせない楽しい雰囲気です。曲間のスピーチ、観客の拍手や声から会場の広さと雰囲気が伝わってきます。 「ゲッツ/ジルベルト」で共演したジョアン&アストラッドのジルベルト夫妻に加え、前作「ゲッツ・オー・ゴー・ゴー」と同じメンバー(ゲーリー・バートン他)も参加しています。 CD『GETZ/GILBERTO#2(+5)』には、例の大ヒット曲「イパネマの娘」他 … 続きを読む

GETZ/GILBERTO

4.5 / 5
ジルベルト夫妻とジョビンが参加したスタン・ゲッツのジャズサンバシリーズ

テナーサックス奏者スタン・ゲッツが、ボサノヴァの第一人者といわれるブラジルのアントニオ・カルロス(トム)・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、アストラッド・ジルベルトと1963年3月に録音した有名盤。レーベルはジャズのVerveで、ジャズ売場にあるブラジルものの中で最も知名度が高いと思います。 ルイス・ボンファらとの”Jazz samba encore!”にひき続き、ジャズとブラジル音楽が溶け合ったジャズボサアルバムです。 ベースはトミー・ウィリアムス。ミルトン・バナナのドラ … 続きを読む