ELA E CARIOCA (EN MEXICO)- JOAO GILBERTO

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メキシコにてカリオカ

ジャケデザインもジョアンの口ひげもちょっとメキシコっぽいし、「ベサメムーチョ」も入ってるし、まさかメキシコ風味?とちらっと思いましたが、ジョアンらしい音楽でした。
ジルベルト夫妻とスタン・ゲッツの「ゲッツ/ジルベルト」(1963)はアメリカ他でヒットして、妻のアストラッド・ジルベルトはシングルカットされた「イパネマの娘」のシングルの爆発的セールスをきっかけにアメリカで人気歌手となりました。ジョアン・ジルベルトは彼女と数年後に離婚し、1965年にミウシャと再婚し、69年から2年間メキシコシティに移住します。これは、その頃に録音されたアルバムです。

LPリリース時のタイトルは"JOAO EN MEXICO"だったようですが、CDのタイトルは"Ela E Carioca"に変わったようです。ジャケットデザインは同じままで。
メキシココンサートかと誤解されそうだからか、陽気なメキシコとジョアンのイメージが合わないからか… なぜなんでしょうね。

1.De Conversa en Conversa
2.Ela E Carioca
3.O Sapo
4.Esperanza Perdida
5.Joao Marcello
6.Farolito
7.Astronauta
8.Acapulco
9.Besame Mucho
10.Eclipse
11.Trolley Song

«彼女はカリオカ»

1970

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