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おもしろい

Unza Unza Time – Emir Kusturica&The No Smoking Orchestra

4.5 / 5
踊り狂える東欧系音楽

エミール・クストリッツア監督の傑作『アンダーグラウンド 』(1995)を見て、あのズチャズチャ東欧系音楽が気になった人は多いのではないでしょうか。あの映画音楽はGoran Bregovicですが、 同監督の映画『黒猫白猫』(1998)の音楽担当は、Vojislav Aralica ヴォイスラフ・アラリカ, Dr. Nele Karajlic ネレ・カライリチ, Dejan Sparavalo デーシャン・スパラヴァロ。 ノー・スモーキング・オーケストラは、彼らとクストリッツア監督と監督の息子他か … 続きを読む

LES SENEGALAISES – SANSEVERINO

4.5 / 5
粋なマヌーシュ風スイング+辛口ユーモア

フランスのシャンソン、マヌーシュ(ジプシー)・スイング、喜劇等の要素が混ざり合った、サンセヴェリーノのセカンドアルバム。 彼の音楽の好みだけでなく、まるでジプシーのように外国を転々とした経験や、喜劇役者他としての経験やキャラクターが反映されているような気がします。 (STEPHANE) SANSEVERINOは1962年生まれのイタリア系。3歳から家族と共にブルガリア、ユーゴスラビア、メキシコ等を転々とした後、20歳でコメディアンを目指し、演劇からスタート。 やがてベース等の楽器も操っていくつも … 続きを読む

MANUIA! – UKULELE CLUB DE PARIS

5 / 5
おもしろいフランス味ウクレレ

初めて聴いたときの印象は、真顔で淡々とどじょうすくいを踊る人を見た時の感じ。UKULELE CLUB DE PARIS、パリのウクレレクラブという単刀直入な名前も、きわどい感じ。 南洋~な雰囲気の軽やかなウクレレに、ひねりのあるゴリゴリした(ひげとタバコが似合いそうな)ヴォーカルを合わせたり、現地音楽っぽさを出しているけど妙に怪しいコーラスを入れたり、計算されたユーモアたっぷりで、素朴で朗らかなポリネシア音楽のイメージとは違います。 参加メンバーを見たらちょっと納得がいきました。ジョセフ・ラカイ … 続きを読む

SYMPATHIQUE – PINK MARTINI

3.5 / 5
笑えそうなほどきわどくゴージャス!

わざとヴィンテージフィルターをかけたような、昔のシャンソン風の曲が、フランスのCMやラジオでよく流れていました。”Je ne veux pas travailler, je ne veux pas dejeuner, je veux seulement l’oublier et puis je fume”(働きたくない、ランチもほしくない、ただ忘れたくてタバコ吸う)という歌詞の一緒に歌いたくなる耳に残る歌です。 カナダのPINK MARTINI ピンクマルティ … 続きを読む

LES ELLES

3.5 / 5
ファンタジックな可愛さと、きわどいユーモア

フランスNormandie(ノルマンディ地方)出身の個性派女性ユニット、LES ELLES(レゼル)。「彼女ら」という人称代名詞のユニット名からして癖がありそうだと思いましたが、中身も強烈です。 手書きの文字とイラストで飾られた歌詞カードは、可愛くも見えますが、ちょっと不気味。サーカスやメリーゴーランドを思わせる幻想的でノスタルジックな音楽と、子供のようなストレートで奔放な歌い方。一見キュートで可愛く、パーティーのような楽しさも感じられます。 サーカスを思い出させる雰囲気という点では、ミレーヌ・ … 続きを読む

MAMBO ! – YMA SUMAC

4 / 5
笑える裏声マンボ

何だろうこれ。真顔で冗談を言われたようで笑ってしまうアルバムです。やけにゴージャスな前奏だけでもおもしろいのに、マンボのリズムに合わせて踊り出てきた人がオペラばりの裏声で「ホハハ、ハハハハ」と絶唱するのが、おかしくてたまりません。 パリのラジオ局FIPで[3]GOPHERが流れるのを聴いて、最近のアーティストがわざと狙ってちょっと胡散臭い極上レトロ濃厚世界を作ったのかと思っていたのですが、本当に50年代リリースだというのでちょっと驚きました。冗談なのか本気なのか分かりません。 ジャケットも強烈で … 続きを読む