JOAO VOZ E VIOLAO – JOAO GILBERTO

4.5 / 5
たまらなく心地いい静けさ

夜に聴きたい、静かなアルバムです。しーっ…と指を立てる女性のジャケットもすてき。

1931年生まれということは録音当時69歳。スキャットが得意で音域と声量が売りのジャズヴォーカリストの場合どうしても年による衰えを感じさせられますが、ジョアンは元からつぶやくように静かに歌っているので、それをあまり感じさせません。アンリ・サルヴァドールと同じく、若い頃よりあたたかみや味が増していていいなあと思います。

1. Desde Que O Samba E Samba デスヂ・キ・オ・サンバ・エ・サンバ(サンバがサンバであるからには)
2. Voce Vai Ver ヴォセ・ヴァイ・ヴェール(思い知るがいいさ)
3. Eclipse エクリプシ(エクリプス)
4. Nao Vou Pra Casa ナォン・ヴォウ・プラ・カーザ(僕は家へは戻らない)
5. Desafinado ジザフィナード
6. Eu Vim Da Bahia エウ・ヴィン・ダ・バイーア
7. Coracao Vagabundo コラサォン・ヴァガブンド
8. Da Cor Do Pecado ダ・コール・ド・ペカード(罪の色)
9. Segredo セグレード(秘密)
10. Chega De Saudade 想いあふれて

«ジョアン声とギター»

2000

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