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2000年代
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ウィスパーヴォイス:ささやき系
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HELENA
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KATERINE
NEE DANS LA NATURE ネ・ダン・ラ・ナチュール / エレナ(エレナ・ノゲラ) / 2004
子供みたいな遊び心と可愛さ ★4.5
前作に続きカトリーヌ(Philippe Katerine)がプロデュースし、作曲+数曲作詞、ギター、コーラスも担当。
子供のような遊び心いっぱいで懐かしくてちょっとシニカルなカトリーヌ色が濃いアルバムで、前作よりもずいぶん洗練された印象をうけます。
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HELENA
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KATERINE
アズール / エレナ(エレナ・ノゲラ) / 2001
ポルトガル語のささやき系ヴォーカルとカトリーヌ流フレンチポップ ★3
エレナがパリのトリカテルのスタジオで録音したセカンドアルバム。大人しいテクノ混じりポップという感じでしょうか。
前作「ビキニ」でもお馴染みのカトリーヌ(Philippe Katerine)が、プロデュース、作曲+数曲作詞、ギター、(デュエットといってもいいような)コーラスを担当していて、彼独特のアンニュイで懐かしい雰囲気が表れています。
[6]Mon Bel Andalou等、彼自身のアルバムに収録されている曲も入っています。
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1990年代後半
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KATERINE
MES MAUVAISES FREQUENTATIONS / カトリーヌ
カトリーヌがメインヴォーカルで ★4.5
アットホームだった1作目、2作目(8,16トラックレコーダ使用)に比べ、この3作目(24トラック)はちょっと洗練された感じ。
ピコピコ音や人の声をさりげなく取り入れる遊び心は残っていて、基本は相変わらずポップ。昔のフランス映画やボサノヴァを思わせる曲が適度に混ざっています。
ミッシェル・ルグラン+映画監督アニエス・ヴァルダ作の[3]以外は、全てカトリーヌの自作曲です。
[2](コペンハーゲン)は霧がかったようにメランコリック。[4]は気持ちいい昼下がりという感じ。
[6]は、相手が亡くなっていたとは知らずに待ち合わせ場所の植物園で待つという切ない歌詞を、心地いいメロディにのせた曲。
[9]は、英語なまりのフランス語で「英語話せます?」「どうでもいいじゃない。君とは会わないし」というデュオ曲。
昔のフランソワーズ・アルディや映画のワンシーンを思わせるような、憂いに満ちた[12、13、14]も粋です。
ANNEとBRUNOの女性ヴォーカルが消えてしまったのがちょっと残念ですが、遊び心と心地いいメランコリーと懐かしさがうまく混ざりあったアルバムです。
1996
Katerine (produce, arr, vo.); Philippe Eveno (g); Simon Mary (b) etc...
1.Mon Coeur Balance
2.Copenhague
3.Joueuse [Michel Legrand / Agnes Varda]
4.Jardin Anglais
5.Manteau de Fourrure
6.Jardin Botanique
7.Coup de Feu
8.Plus Beau Jour de Ma Vie
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9.Parlez-Vous Anglais Mr Katherine?
10.L'Homme Invisible
11.Grands Magasins
12.Chanson des Jours Benis
13.Entre Nous
14.Pays Lointains
15.Vacances a l'Hopital
16.Lorsque Je Dors |
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1990s前半
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KATERINE
エデュカション・アングレーズ / カトリーヌ
子供時代を彷彿とさせるノスタルジックでキュートなアルバム ★5
何となく懐かしい気分にさせる歌詞・曲と、おもちゃっぽい音が子供時代を思い出させるセカンドアルバム。ファーストアルバム「マリアージュ・シノワ」との大きな違いは、サンプル音が曲に溶け込んでいて、あからさまな実験音入りトラックがないこと。洒落た曲がそろっていて、快適です。
ヴォーカリストは前作と同じ
ANNEと
BRUNO。ブリューノの憂いをおびた声と、アンヌのアンジェリックなウィスパーヴォイスの魅力が、前作よりさらに引き出されています。
特にアンヌの子供のような声と自然な歌い方の可愛さは、究極のささやき系
クロディーヌ・ロンジェや、
ラモン・レアルのボサノヴァアルバムで歌っている女優
ベアトリス・ビノッティといい勝負です。
私は、明るさの中にメランコリーを含んだノスタルジックな音楽が好きですが、このアルバムにはそういう要素がいっぱい。
これを聴いていると、子供の頃、足踏みオルガンで思いついたメロディを延々と弾いていた時の楽しさを思い出します。
1994
KATERINE, BRUNO, ANNE
1. Un Apres-Midi A Paris
2. L'education Anglaise
3. La Memoire Courte
4. Le Badminton
5. L'ete Indien
6. Les Mensonges
7. Les Lecons De Belles Manieres
8. 21 Mai 1993
9. Les Neiges Eternelles
10. Quelques Minutes De Retard
11. Mon Bel Andalou
12. Jean-Francois
13. Minuit Sonne
14. L'automobile
15. Un Parapluie Pour Deux
16. L'education Anglaise
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日本盤
1.あるパリの午後
2.エデュカション・アングレーズ
3.短い記憶
4.バドミントン
5.小春日和
6.嘘
7.礼儀作法のレッスン
8.1993年5月21日
9.永遠の雪
10.数分の遅刻
11.いとしのアンダルシア人
12.ジャン・フランソワ
13.12時の鐘が鳴る
14.自動車
15.二人一つの傘の下
16.エデュカション・アングレーズ
17.ジャニー・ロンゴのように
18.シラクサ
19.永遠の雪
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1990s前半
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KATERINE
LES MARIAGES CHINOIS ET LA RELECTURE / KATERINE
おもちゃっぽい音と、実験的な音 ★3
スタジオ録音は他人が絡むので落ち着かない、というようなことをインタヴューで語っていたカトリーヌが自宅録音したファーストアルバム。
ヴォーカルを担当は、カトリーヌの妹と、ウィスパーヴォイスが可愛いガールフレンドのANNE。兄のKATERINEという女性名に合わせたのか、妹はBRUNOという男性名を名乗っています。カトリーヌが歌っている曲もあります。
爆発したような音やキーキーいう音が入る実験色の濃いトラックは、一度聴くには面白いんですが、何となく流している時にこれが始まると、正直耳障りに感じることもあります。
いろんな音が集めてあって、女性の笑い声を重ねたような音も入っています。(映画「アメリ」で、笑い声収集趣味のエピソードを見た時、これを思い出しました。)
前衛的な実験音楽や後期ビートルズの実験音楽などが好きな人なら楽しめるアルバムだと思いますが、ピコ、ガジ、ゴー、テケテケ、キーいう類の音が嫌いな人には、次のアルバム
エデュカション・アングレーズの方がおすすめです。
1993
KATERINE, BRUNO, ANNE
1. Je M'en Vais
2. Une Journee Sur Une Balancoire
3. Cherie (Que Je N'ose Appeler)
4. Petite Ville De Campagne
5. An Abc For You And Me
6. A Propos Du Divorce, De La Separation
7. Le Silence De L'apres-Midi
8. Chanson Pour Annie
9. Les Lecons De L'experience
10. Hips In The Morning
11. Comme Jeannie Longo
12. Le Bel Aime De Royan
13. Petit Apres-Midi En Automne-Hiver
14. La Relecture
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1.僕は行く
2.ぶらんこにのった一日
3.シェリー
4.小さな田舎町
5.君と僕のためのABC
6.離婚,別れに関すること
7.午後の静けさ
8.アニーの歌
9.恋愛レッスン
10.ヒップス・イン・ザ・モーニング
11.ジャニー・ロンゴのように
12.ロワイアンの恋人
13.秋冬の短い午後
14.読み返し
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ディスコグラフィ(オリジナルアルバムリスト)
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フランス(語圏):フレンチボサ、ポップ等
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KATERINE
◆KATERINE (フィリップ-)カトリーヌ(1968 フランスChantonnay生まれ- )
自宅録音 ポップ・・・
保守的な街のカトリック家庭で伝統的な教育を受けて育ったフィリップは、学生の頃から作詞作曲等して自宅録音するようになり、カトリーヌという女性名を名乗るようになります。初期の頃は、60年代フレンチポップにつながるような、キュートな感じの曲が中心です。その頃から遊び心ある曲も作っていて、もっと後の方には実験色の濃いアルバムを出しています。
プロデュース、コラボレーション・・・
日本ではKahimi Karie カヒミ・カリィ("Kahimi Karie", "K.K.K.K.K."等)とのコラボレーションで知られていますね。他にもHELENA エレナ(AZUL)他、多くのアーティストのアルバムを手がけています。二人に共通するシンプルなフレーズと、子供時代を思わせる懐かしさ、大好きです。
私が聴いたカトリーヌ参加アルバムの中で一番衝撃的だったのは、アンナ・カリーナの”UNE HISTOIRE D'AMOUR”です。
ANNA KARINAはジャン-リュック・ゴダールの「アルファヴィル」等、ヌーヴェルヴァーグ映画でお馴染みの、私も大好きな女優です。30年以上経ったというのに当時の面影が残る彼女のジャケット写真を見て、早速買いました。映画「ANNA アンナ」で、ゲーンズブールの"Sous le soleil exactement"を歌う最高にチャーミングな若い頃の彼女を思い浮かべながら…。
が、CDを聴いて愕然。彼女の声は、どう聴いてもしわがれた魔女声になっていました。若い頃から多少はハスキーだったものの、正直ショックです。時の流れは残酷すぎます。
彼女がこの声でカトリーヌとラブソングをデュオするのを聴くと、童話ヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女と、だまされて食われそうになる子供が目に浮かんでしまいます。
まぁこの二人、プライベートでは恋人同士で、2000年には一緒にツアーもしたそうですが…。
ツアーといえば、映画「アメリ」の音楽で一躍有名になる前のヤン・ティエルセンが、前座でカトリーヌのツアーに同行していたこともありましたね。
二人に共通している、シンプルなフレーズと子供時代を思わせるノスタルジックな雰囲気、好きです。
そうそう。よく考えたら思い出しました。映画『パリでかくれんぼ』にアンナ・カリーナが歌手の役で出ているのを見て、あまりの変貌ぶりに驚いたことを…。そういえばかなりのハスキーヴォイスでした。
あれだけ驚いたのに忘れてしまうとは。認めたくない事実は忘れ去ろうとするのが心理なんでしょうか。
:フランス、フレンチポップス、ポップ・フランセーズ、シンガーソングライター、プロデューサー。本名 Philippe Blanchard。
お薦め共通項アーティスト・・・トマス・フェルセン
◆KATERINE カトリーヌ ディスコグラフィー
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