L’EDUCATION ANGLAISE – KATERINE

5 / 5
ノスタルジックでキュート

歌詞&音楽と遊び心あるおもちゃっぽい音が子供時代を思わせる、フィリップ・カトリーヌのセカンドアルバム。ファーストアルバム「マリアージュ・シノワ」との大きな違いは、サンプル音が曲に溶け込んでいて、いかにも実験的なトラックがないことです。

前作と同じく、ANNEとBRUNOが参加しています。ブリューノの憂いをおびた声と、アンヌのアンジェリックなウィスパーヴォイスの良さがさらに引き出されています。
特にアンヌの子供のような声と自然な歌い方の可愛さは、究極のささやき系クロディーヌ・ロンジェや、ラモン・レアルのボサノヴァアルバムで歌うベアトリス・ビノッティといい勝負です。

明るさの中にちょっとメランコリック、ノスタルジックな感じが足してあるこの音楽を聴いていると、子供の頃、思いついたメロディを延々と弾いていた時の楽しさを思い出します。心地よくて可愛いアルバムです。

1. Un Apres-Midi A Paris
2. L’education Anglaise
3. La Memoire Courte
4. Le Badminton
5. L’ete Indien
6. Les Mensonges
7. Les Lecons De Belles Manieres
8. 21 Mai 1993
9. Les Neiges Eternelles
10. Quelques Minutes De Retard
11. Mon Bel Andalou
12. Jean-Francois
13. Minuit Sonne
14. L’automobile
15. Un Parapluie Pour Deux
16. L’education Anglaise
日本盤
1.あるパリの午後
2.エデュカション・アングレーズ
3.短い記憶
4.バドミントン
5.小春日和
6.嘘
7.礼儀作法のレッスン
8.1993年5月21日
9.永遠の雪
10.数分の遅刻
11.いとしのアンダルシア人
12.ジャン・フランソワ
13.12時の鐘が鳴る
14.自動車
15.二人一つの傘の下
16.エデュカション・アングレーズ
17.ジャニー・ロンゴのように
18.シラクサ
19.永遠の雪

«エデュカション・アングレーズ»

1994 KATERINE, BRUNO, ANNE

関連記事

Comment