VAGAMENTE – WANDA SA

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デビューアルバム

TV出演をきっかけにデビューしたイパネマ出身のワンダ・サーのファーストアルバム。プロデューサーは、のちのちずっと一緒に仕事していて仲よしのRoberto Menescal ロベルト・メネスカル。セルジオ・メンデスは、このアルバムを聴いて彼女を気に入り「ブラジル’65」に加えたそうですね。
ビブラートをかけない素朴な歌い方と、二十歳くらいとは思えない落ち着いたハスキーヴォイス。ボサノヴァならではの脱力感とものうげさもたまりません。彼女に影響を受けたと語るアーティストは多いですが、小野リサも、尊敬するアーティストとしてワンダ・サーの名前を挙げていました。彼女のアルバムPretty World(2000年)を聞くと確かにワンダ・サーを思い出すんですが、他はどちらかというとナラ・レオンに近い気もします。でもワンダ・サーの方が共感できるのでしょうか。

1. Adriana アドリアーナ
2. E Vem O Sol そして陽は昇る
3. Encontro 出逢い
4. So Me Fez Bem あなたは愛してくれた
5. Mar Azul 蒼い海
6. Tambem Quem Mandou 嫌われてるの?
7. Tristeza de Nos Dois 二人の悲しみ
8. Vivo Sonhando 夢を見ながら
9. Sem Mais Adeus さよならは、もうたくさん
10. Inutil Paisagem 無意味な風景
11. Tristeza de Amar 愛する悲しみ
12. Vagamente ヴァガメンチ
13. So Nice (Samba de Verao)*ソー・ナイス
14. Quiet Nights of Quiet Stars (Corcovado)* コルコヴァード
15. To Say Goodbye(Pra Dizer Adeus)* さよならを言うために

13-15 CDボーナストラック

«ヴァガメンチ»

1964 WANDA SA (WANDA DE SAH)

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