JAZZ SAMBA – Stan Getz & Charlie Byrd
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スタン・ゲッツのジャズサンバアルバム1作目
スタン・ゲッツとチャーリー・バードが1962年2月に録音し、アメリカをはじめ世界各地にジャズサンバ(ジャズボサ)ブームを巻き起こしたヒット作。
ボサノヴァのメジャー曲をやっていますが、ジャズ色が濃いので、当時のアメリカ人にも馴染みやすかったんじゃないでしょうか。
スタン・ゲッツはジャズテナーサックス奏者で、彼のジャズサンバシリーズはジャズレーベルVERVEから出ています。中でもこの「ジャズサンバ」は、のちの数枚のアルバムに比べてブラジル度が低めで、「ジャズ>サンバ」です。
チャーリー・バードは、フランスにいた時にジャズギタリストのジャンゴ・ラインハルトと一緒に演奏し、その後クラシックギターを学んでジャズに応用させ、さらにブラジルツアーでゲッツにボサノヴァを紹介したんだそうです。このアルバムでのギターはボサっぽい感じはそれほどしませんが、いいです。
ボサノヴァが好きで、イージーリスニングっぽいものが嫌いな人は、これよりも、後の”JAZZ SAMBA ENCORE!”等の方が気に入るかもしれません。
2.Samba Dees Days サンバ・ディーズ・デイズ
3.O Pato 鵞鳥のサンバ
4.Samba Triste 悲しみのサンバ
5.Samba de Uma Nota So ワン・ノート・サンバ
6.E Luxo So エ・ルーショ・ソ
7.Bahia (aka Baia) バイーア
8.Desafinado ヂサフィナード
«ジャズサンバ»スタン・ゲッツ&チャーリー・バード
1962 Stan Getz(ts)and Charlie Byrd(g) with Gene Byrd(g, b), Keter Betts(b), Buddy Deppenschmidt, Bill Reichenbach(d)