BOSSA SESSION – SYLVIA TELLES,LUCIO ALVES,ROBERTO MENESCAL

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ジャズ的要素を取り入れつつも、懐かしさを感じさせるボサノヴァアルバム

Bossa Session

スタン・ゲッツのジャズサンバシリーズを筆頭にアメリカでボサノヴァが流行していたた1964年頃の作品。
ボサノヴァ最盛期のレトロ感がただよっていて、[4][6][10]等の楽器演奏や[1][7]のスキャット混じりのヴォーカルにジャズ風味を感じます。
曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンから、若い世代のエドゥ・ロボ、デオダート、そして本作に参加しているロベルト・メネスカルまで、様々な世代のものを取り上げています。
SYLVIA TELLESとLUCIO ALVESのヴォーカル掛け合いと、ダバダバディバダのスキャットが楽しい[1]に始まり、ジョビン-モラエスの名曲[2]Ela E CariocaをLUCIOがけだるげに歌い、同じくジョビンの[3]Vivo SonhandoをSYLVIAがさらりと歌った後、メネスカル作の[4]をインストゥルメンタルで演奏。
続いてマルコス・ヴァーリ作の[5]をLUCIOがあたたかい声で歌い、再び清涼感ある楽器演奏[6]をはさんで、[7]の遊び心ある楽しいデュオにつなぐ…。
選曲、ヴォーカル、楽器演奏もさることながら、波打つようなこの温・冷の流れがまた快適。ジョビンの若い頃のアルバム「カイミ・ヴィジタ・トム」等に通じるような、ほんわりやさしい感じもたまりません。
カフェでも飲んでくつろぎながらリピートで聴きたいくらい心地良いアルバムです。

1. Baiaozinho
2. Ela E Carioca
3. Vivo Sonhando
4. Amanhecendo
5. Ainda Mais Lindo
6. Cinco Por Oito
7. Telefone
8. Definitivamente
9. Moca Da Praia
10.Tempinho Bom
11.Primavera
12.Esse Seu Olhar – So Em Teus Bracos
1. バイアオンジーニョ-小さなバイアオン
2. エラ・エ・カリオカ-彼女はカリオカ
3. ヴィヴォ・ソニャンド-夢みる人
4. アマニェセンド-夜明け
5. アインダ・マイス・リンド
6. シンコ・ポル・オイト-8分の5
7. テレフォーニ-電話
8. ヂフィニチヴァメンチ
9. モサ・ダ・プライア-ピーチの女の子
10. テンピーニョ・ボン
11. プリマヴェーラ-春
12. エッセ・セウ・オリャール-まなざし-ソ・エン・テウス・ブラッソス-あなたの腕の中で

«ボサ・セッション»

1964 SYLVIA TELLES, LUCIO ALVES, ROBERTO MENESCAL
シルビア・テリス(テレス), ルーシオ(ルシオ)・アルヴェス, ロベルト(ホベルト)・メネスカル, セウ・コンジュント他

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