SALLE DES PAS PERDUS – CORALIE CLEMENT

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ボサノヴァ風味入り快適フレンチポップ

実兄であるBenjamin Biolay バンジャマン・ビオレーのプロデュースによる、コラリー・クレモンのデビューアルバム。
ボサノヴァ風味入りのフレンチポップに、ほどよい甘さと懐かしさがミックスされていて、いい感じです。フランスでもかなり受けていました。
兄のバンジャマン・ビオレーはミュージシャン兼プロデューサー。>ケレン・アンが参加したアンリ・サルヴァドールの大ヒット作『眺めのいい部屋』等を手がけています。

トラック[7]、[8]の甘えるようなウィスパー・ヴォイスは、フレンチロリータ。可愛いけど、くどくなく、さらっと自然なところが素敵です。

このアルバムは気持ちのいい午後に聴きたくなるお気に入りですが、次の「バイバイ・ビューティー」は、うってかわってロック色が濃厚。デュオも入っていて面白そうなのですが、試聴でおなかいっぱいになりました。80年代のフランソワーズ・アルディやカヒミ・カリィ等を好きな人にはいいかもしれません。

1. Salle Des Pas Perdus
2. L’ombre Et La Lumière
3. Ca Valait La Peine
4. La Contradiction
5. La Mer Opale
6. A L’occasion Tu Souris
7. Samba De Mon Coeur Qui Bat
8. Ces Matins D’été
9. Le Dernier Train
10. Lou
11. Le Jazz Et Le Gin
12. Bientôt
13. Mes Fenêtres Donnent Sur La Cour
1.ルゥからの手紙
2.影と光
3.勇気を出して
4.矛盾
5.オパールの海
6.あなたがときどき微笑む
7.胸の鼓動のサンバ
8.あの夏の朝
9.最終列車
10.ルゥ
11.ジャズとジン
12.いつかそのうち
13.中庭をのぞむ窓辺から

日本盤には「14.影と光(FPM palme d’or mix:Fantastic Plastic Machine)」が追加。

«ルゥからの手紙»

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