VINICIUS EM CY - QUARTETO EM CY

Catégories : ブラジル:ボサノヴァ,MPB等 , ヴォーカル-グループ , 1990s前半 , ANTONIO CARLOS JOBIM (TOM) , CARLOS LYRA , QUARTETO EM CY

ヴィニシウス・エン・シー / クアルテート・エン・シー


ヴィニシウスと共作者たちの曲を集めたコンピレーション ★4

外交官で詩人、ジョビンやカルロス・リラ等の曲の共作者としても有名なヴィニシウス・ヂ・モラエスの曲を集めた1993年リリースのコンピレーション盤。

ヴィニシウス・ヂ・モラエス本人[15], [16]の他、アントニオ・カルロス(トム)・ジョビン[4](ピアノ/ヴォーカル)、カルロス・リラ[8]、トッキーニョ][6](ヴィオラオン/ヴォーカル)、シコ・ブアルキ[1](ヴォーカル)、セリア・ヴァス[14](ヴォーカル/ヴィオラォン/アレンジ)等が参加した曲が聴けます。(このセリア・ヴァスと、ワンダ・サーの共演アルバム「ブラジレイラス」には、クアルテート・エン・シーがゲスト参加しています。)

[15]では、コーラスをバックに、ヴィニシウス本人が渋い声で詩を朗読しています。
BOMBA RECORDS日本盤はコーラスのイメージに合いそうな明るいジャケット(黄色)ですが、この曲には巨大ヴィニシウスのジャケットがぴったり。この1曲だけのためにあのジャケットをデザインしたと言われたら納得してしまうでしょう。
それまでの軽やかさとうって変わって、ラストで主役のヴィニシウスが渋さと重みを出すのは構成的にはいいんでしょう。が…時代劇っぽいというんでしょうか。この曲を思い出したとたんCDをかける気がしなくなり、しばらく聴いていなかった時期もありました。
ある日忘れた頃に聴いたら、そこまで嫌だった理由は何だったんだ?という程度になっていて、めでたし。あの朗読曲を克服した今では、結構好きです。


1993
QUARTETO EM CY + Vinicius de Moraes, Antonio Carlos Jobim (Tom), Carlos Lyra, Toquinho, Celia Vaz

1. Carta Ao Tom 74 トムへの手紙74年
2. Carta Que Nao Foi Mandada 送られなかった手紙
3. Agua De Beber おいしい水
4. Eu Sei Que Vou Te Amar あなたを愛してしまう
5. Pra Que Chorar - Consolacao プラ・ケ・ショラール/コンソラサォン
6. Tarde Em Itapua イタプアンの午後
7. Rancho Das Namoradas ハンショ・ダス・ナモラーダス
8. Samba Do Carioca サンバ・ド・カリオカ
9. Regra Tres 三角定規
10. Onde Anda Voce オンヂ・アンダ・ヴォセ
11. Derradeira Primavera デハデイラ・プリマヴェーラ
12. Mundo Melhor ムンド・メリョール
13. Loura Ou Morena ロウラ・オウ・モレーナ
14. Felicidade - Garota De Ipanema - Chega De Saudade フェリシダーヂ/イパネマの娘/想いあふれて
15. Soneto Do Amor Total - Samba Em Preludio 完璧な愛のソネット/プレリュードのサンバ
16. Samba Pra Vinicius ヴィニシウスに捧げるサンバ

クアルテート・エン・シーのヂ・マーレ・ヂ・シー

Catégories : ブラジル:ボサノヴァ,MPB等 , ヴォーカル-グループ , 1965-1969 , メランコリック♪ , ノスタルジック♪ , QUARTETO EM CY

DE MARRE DE CY - QUARTETO EM CY

ゆったり ★4.5

エレンコレーベルでの2作目。
[2]のサンバ曲などは陽気ですが、中盤あたりはもの寂しくゆったりした曲が多めです。
タイトル曲[8]Marre de Cyなんて、Eu sou pobre, pobre, pobre、僕は貧しい、貧しい、貧しいと繰り返して始まりますが、これ以外にも現状に対する不満や貧しさが現れている曲があり、軍事政権下の当時のブラジルを想像させられます。
まぁでもコーラスワークは相変わらずすばらしく、好きな曲が多いアルバムです。

1,3,5,8の4曲はSydney Miller作。[1]O Circoはナラ・レオンのアルバム"Vento De Maio"でもおなじみですが、楽しいのにもの悲しい曲調と不思議な歌詞はまさにサーカス(Circo)のイメージです。
彼の4曲の中で特に好きなのは、ギターとコーラスだけで演奏される[3]A Menina da Agulha(針の少女という意味深なタイトルと歌詞)、途中バロック音楽を思わせるフレーズがコーラスや管楽器で入る[8]です。
Dory Caymmiドリ・カイミ作曲のフワフワした[6]もお気に入り。ウットリさせられます。


1967 ELENCO

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QUARTETO EM CY ペドロ・ペドレイロ

Catégories : ブラジル:ボサノヴァ,MPB等 , 1965-1969 , QUARTETO EM CY

ペドロ・ペドレイロ / クアルテート・エン・シー

ジャケットも中身もキュート・・ ★4.5

ELENCOレーベル移籍1作目。ELENCOレーベルのマークとおそろいの色(赤黒)のジャケットのデザインといい、4人のモッズ風マッシュルームカットや服といい、いかにも60年代風で洒落てます。中身の方も、遊び心があってキュートな印象です。原題はまたもQUARTETO EM CYですが、日本盤は「ペドロ・ペドレイロ」となっています。

曲は、バーデン・パウエル/ヴィニシウス・ヂ・モラエス[3]、アントニオ・カルロス・ジョビン[4],[10]から、シコ・ブアルキ[9],[13]、当時新進コンポーザーだったマルコス・ヴァーリ[1]のものまでいろいろ。

QUARTETO EM CYというグループ名は、生みの親的存在のヴィニシウス・ヂ・モライスが、オリジナルメンバー4人(シーヴァ、シナーラ、シベーリ、シレーニ)の頭文字CYに因んでつけたそうですが、このアルバムではシレーニに代わってレジーナ・ウェルネックが参加しています。 そうすると頭文字がCYで揃わなくなるじゃないか!というわけで、レジーナを無理やりシレジーナ(Cyregina)と書いてあるのが微笑ましいですね。

どういうわけかコーラスものが大好きな私。ジャズ3人組ランバート・ヘンドリックス&ロス(&バヴァン)、フランスのジャズグループBlue Stars、Les double six、Quireや、フランスのブラジリアンミュージックグループLes Masques、パリのメトロからデビューしたLes Mouettes、コーデッツ、ジャズピアニストDuke Pearsonのコーラス入りアルバム”How Insensitive”などなど、特にちょっと古めテイストのコーラスに目がありません。
それなのにクアルテート・エン・シーのCDは何枚かしか持っていません。あからさまに電気消費量の多さを感じさせる音楽に馴染めないので、MPBに関してはハズレCD地雷を踏むんじゃないかと腰がひけてしまい、クアルテート・エン・シーに関しても中期のものには手を出せないでいるんです。しかも1枚2500円以上…小さな博打ですもん。 AllBrazilianMusic.comで短い試聴ができるんですが...うーん踏み切れない。


1966
1. Vamos Pranchar バモス・プランシャール
2. Espere Um Pouco エスペレ・ウン・ポウコ~ちょっと待って
3. Canto De Ossanha カント・ヂ・オサーニャ~オサーニャの歌
4. Samba Torto サンバ・トルト
5. Caminho Do Mar カミーニョ・ド・マール~海への道
6. Segrendinho セグレヂーニョ~小さな秘密
7. Amaralina アマラリーナ
8. Morrer De Amor モヘール・ヂ・アモール
9. Pedro Pedreiro ペドロ・ペドレイロ~石工のペドロ
10. Inutil Paisagem 無意味な風景
11. Ate Londres アテ・ロンドリス~ロンドンまで
12. Ultimo Canto ウーチモ・カント~最後のうた
13. A Banda ア・バンダ

QUARTETO EM CY クアルテート・エン・シー

Catégories : ブラジル:ボサノヴァ,MPB等 , ヴォーカル-グループ , 1960-1964 , jazzy♪ , QUARTETO EM CY

クアルテート・エン・シー /  クアルテート・エン・シー

極上ファーストアルバム・・・ ★5

女性4人コーラス・グループ、クアルテート・エン・シーの1作目。
[3],[6],[7],[11]はルイス・カルロス・ヴィーニャス(p)、オターヴィオ(b)、ロナルド(ds)の3人からなる名ジャズ・ボサ・トリオ、ボサ・トレスがバックを務めていてcoolなジャズテイスト。タンバ・トリオが好きな方にも聴いてみていただきたいです。
[1],[2],[4],[5],[8],[9],[10]のアレンジとピアノはエウミール・デオダートが担当。ラウリジーニョ(トロンボーン)、パウロ・モウラ(as)も参加しています。

曲は、[1],[6]がEduardo Loboエドゥ・ロボ/Ruy Guerra共作。[3]がバーデン・パウエル/ヴィニシウス・ヂ・モライス共作。[7]はカルロス・リラ/ジェラルド・ヴァンドレ共作(アストラッドのヒット曲としても有名)。[8]がA.C.ジョビン/ヴィニシウス共作。ゼー・ケチとエルトン・メデイロスのサンバ曲[11]は、ボサノヴァ風にアレンジされていて快適です。

このグループは「クアルテート・エン・シー」というタイトルのアルバムを数枚出していてややこしいんですが、このファーストアルバムは1964年録音。軍事政権樹立の年で、ブラジルではボサノヴァが下火になっていた頃です。
クアルテート・エン・シーはデビュー時から長年経ても美しい声のコーラスを維持していますが、音楽には時代の流行が反映されていて、ポップっぽいアルバムもあります。ブラジルでのボサノヴァブーム終焉の頃のこのデビュー作が一番ボサノヴァ色が濃いかもしれません。


1964年8月22日、9月2,3日録音
QUARTETO EM CY + BOSSA TRES, Eumir Deodato...
1. REZA 
2. ENQUANTO A TRISTEZA NAO VEM
3. BERIMBAU 
4. O TREM 
5. BARRAVENTO
6. RESOLUCAO  7. ARUANDA 
8. CAMINHO DE PEDRA 
9. NANA 
10. VIDA RUIM 
11. MASCARADA
1.祈り
2.悲しみが来ない間に
3.ビリンバウ
4.列車
5.突風
6.決意
7.アルアンダ
8.険しい道
9.ナナン
10.味気ない人生
11.マスカレード
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