STAN GETZ WITH GUEST ARTIST LAURINDO ALMEIDA

3.5 / 5
ギター×サックス

ブラジルのギタリスト、ローリンド・アルメイダと、ジャズサンバシリーズも人気のテナーサックス奏者スタン・ゲッツの共演盤。
「ジャズ・サンバ・アンコール」の数週間後で、「ゲッツ/ジルベルト」の数日後の1963年3月21日、Webster Hallでの録音です。

スタン・ゲッツと「ジャズ・サンバ」で共演しているギタリストのチャーリー・バードと同じく、ローリンド・アルメイダもフランスでジャンゴ・ラインハルトの影響を受けてジャズに目覚め、その後クラシック等の分野に進んだのだそうです。
ジャンゴは伝説のギタリストといわれますが、そういえばウディ・アレンの映画「ギター弾きの恋」でも、プライドの高い主人公が唯一崇拝しているのがジャンゴ・ラインハルトでした。
ジャンゴ・ラインハルトと聞くと、脳内でリズミカルなジプシー・スウィング・ギターが流れます。ジャズバイオリニストのステファン(ステファヌ)・グラッペリと結成したフランス・ホット・クラブ5重奏団も最高です。

1. Menina Moca (Young Lady) (Luis Antonio) 若い娘
2. Once Again (Outra Vez) ワンス・アゲイン (A.C.Jobim)
3. Winter Moon (Laurindo Almeida, Portia Nelson) 冬の月
4. Do What You Do, Do (Laurindo Almeida, Jeanne Taylor) ドゥ・ホワット・ユー・ドゥ・ドゥ
5. Samba Da Sahra (Sahra’s Samba) (Laurindo Almeida) サーラのサンバ
6. Maracatu-Too (Laurindo Almeida/Stan Getz) マラカトゥ・トゥ
7. Corcovado (Unreleased) (Jobim/Lees) コルコヴァード

«ゲッツ/アルメイダ»

1963 Stan Getz(ts); Laurindo Almeida(g); George Duvivier(b);  Edison Machado, Joe Soorez, Dave Bailey(d); Luiz Parga, Jose Paulo(Latin rhythm)

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