アストラッド・ジルベルト ASTRUD GILBERTO ディスコグラフィー
ASTRUD GILBERTO アストラッド・ジルベルト ディスコグラフィー
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Getz/Gilberto
[1963] Verve
feat.ANTONIO CARLOS JOBIM, ASTRUD GILBERTO
★4.5 ジャズサックス奏者スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルトのアルバム。「イパネマの娘」がシングルカットされてアストラッドは一躍有名に。 -
Getz Au Go-Go
[1964] Verve
★3.5 ”Cafe au go go”での1964年のライヴ録音…ということになっていますが、謎です。 -
Getz/Gilberto #2(Live)
[1964] Verve
★4 1964年10月9日のカーネギーホールでのライブ録音。CD”GETZ/GILBERTO#2(+5)”には、アストラッドをフィーチャーした5曲が追加収録されています。聴いている方がちょっとした緊張感を感じるほど。 -
The Astrud Gilberto Album おいしい水
[1964]Verve
★4 -
The Shadow Of Your Smile いそしぎ
[1965] Verve
★3 -
Look To The Rainbow
[1965] Verve
★3 ギル・エヴァンスが編曲、指揮したオーケストラとのアルバム。不思議な間のとり方で歌う彼女の歌声が頭でループして離れなくなることがあります。 -
Beach Samba
[1966] Verve
★3 エウミール・デオダート、セベスキーがアレンジを担当したオーケストラとの共演盤。ジャズハーモニカの名手トゥーツ・シールマンスもゲスト参加しています。 -
A Certain Smile, A Certain Sadness with Walter Wanderley サマー・サンバ
[1967]
★4 オルガン奏者ワルター・ワンダレイとのアルバム。フカフカ軽いオルガンの音と、ホンニャリしたヴォーカルがよく合っています。 -
Windy
[1968] Verve
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September 17, 1969
[1969]
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Gilberto Golden Japanese Album
[1969]
「イパネマの娘」や「いそしぎ」「男と女」といったおなじみの曲を日本語で歌っているという…。 -
I Haven’t Got Anything Better To Do
[1970] Verve
ジャズのVERVEでの最後のアルバム。次からレーベルが変わります。 -
Astrud Gilberto With Stanley Turrentine
[1971]
★5 アストラッド・ジルベルトのソロアルバムの中で一番好き。透明感、浮遊感、可憐さ、ちょっとした切なさのようなものまで感じさせるアルバムです。彼女の独特のヴォーカルをバックが優しく包み込んで渾然一体となり、ふわふわした独特の世界が出来上がっています。 - DVD Audio
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Astrud Gilberto Now
[1972]
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That Girl From Ipanema
[1977]
「イパネマの娘」や「ラヴ・フォー・セール」が、フュージョンがかったディスコサウンド版にアレンジされているらしいです。流行恐るべし。ほんにゃりヴォーカルとディスコ。えらいことになってそう… -
Astrud Gilberto Plus James Last Orchestra
[1987]
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Live In New York
[1996] Pony Canyon
★3 1989年2月?5月のNYにおけるライヴの編集盤。初期に比べると多少あやうさが減って安定した分、声が酸味を帯びています。とはいえ、アンナ・カリーナの声ほど激変をとげたわけではなく、デビュー作から何十年も経っているのにあの女の子らしい可愛さは残っています。 -
Temperance
[1997] Pony Canyon
久々のスタジオ録音盤。マイケル・フランクスやNYヴォイセズが参加。エラ・フィッツジェラルドなどのかっこいい名演が思い浮かぶ「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」のアストラッド版が聴けます。 -
Jungle
/ Magya, 2002
ボサなどに加え、バート・バカラックの名曲「ザ・ルック・オブ・ラヴ」なども。フランス人歌手クロディーヌ・ロンジェの舌足らずで可愛いウィスパーヴォイスのバージョンと聴き比べてみても。
アルバムをそろえる時便利なように作ったディスコグラフィ(年代順オリジナルアルバムリスト)です。星の数(最高★5)は、個人的なお気に入り度です。
ASTRUD GILBERTO アストラッド・ジルベルト(1940- )
「ゲッツ/ジルベルト」収録の英語で歌った「イパネマの娘」がシングルカットされてミリオンセラーを記録して一躍有名になりアメリカ進出した歌手。ジャズ好きな人の間では多分トム・ジョビンやジョアン・ジルベルトと並んで知名度の高いブラジル人ボサノヴァ歌手でしょう。「ボサノバの女王」などと呼ばれたりもしますが、女王という威風堂々なイメージではなく、よろめきながら歩く女の子のよう。デビュー逸話を聞くと、商売上手でしたたかな印象も受けて夢が壊れますが、声は無邪気で可愛いし、ボサノヴァならではのヘタウマともいえる頼りないヴォーカルは賛否両論ですが、手を差し伸べたくなるような可愛さとリラックス感があります。