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おすすめ盤
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ヴォーカル-デュオ・デュエット
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1970-1979
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くつろぎ・リラックス♪
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ANTONIO CARLOS JOBIM (TOM)
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ELIS REGINA
ばらに降る雨 / アントニオ・カルロス・ジョビン&エリス・レジーナ
エリス&トムの最高に素敵なボサノヴァアルバム ★5
ELIS REGINA エリス・レジーナと、ボサノヴァの第一人者ANTONIO CARLOS JOBIM アントニオ・カルロス・ジョビン(トム)が共演した名盤。ボサノバ最盛期から15年近く経った1974年にアメリカのロサンジェルスで録音されました。全曲ジョビン作で、エリスの可憐で優しい魅力が全開です。
トム・ジョビンは、カイミ一家との共演アルバム〔CAYMMI VISITA TOM カイミ・ヴィジタ・トム〕でも”Inutil Paisagem”と”So Tinha De Ser Com Voce”の2曲をやっています。
カイミとのアルバムには切なさと物憂さが漂っていますが、〔ELIS&TOM ばらに降る雨〕ヴァージョンは湿気が少なめ。物憂い曲でもエリスが歌うと明るさが出るのかもしれません。
この2曲に限らず全体的にこの〔ELIS&TOM〕は、サウダージな物憂い雰囲気と明るさのバランスがよく、誰でも聴きやすいアルバムだと思います。
録音時のジョビンとエリスは、互いに個性が強いせいか険悪な雰囲気だったそうですが、そんなことは微塵も感じさせない楽しげな幸せ感が漂っています。
[1]三月の雨は、世界中の様々なジャンルのアーティストに演奏され続けている有名曲ですが、私はこのアルバムのデュエットが一番好きです。会話するかのようなかけあいが絶妙で、その途中にふざけるように笑いながら歌うエリスの最高にチャーミングなヴォーカルはたまりません。
これは後の歌手に影響を与えているとも思います。フランス人女性シンガークレモンティーヌが歌う同曲でも、会話のように相手とかけあいしながら笑い出していて、このエリス&トムのデュオを意識しているように思えてなりません。実際どうかは知りませんが、オマージュなんでしょうか。
フランス人といえば、ナラ・レオンと共演したこともあるフランス人歌手George Moustaki ジョルジュ・ムスタキも、この曲をフランス語で歌っています。かなりフレンチ色が濃くてボサノヴァの印象は薄くなっていますが、ちょっと面白かったのは、歌詞の季節の変化です。
南半球のブラジルでは三月は秋だから「三月の水=雨で夏が終わる」ですが、北半球のフランスでは「三月の水」といえば春の雪解け水で、その違いが歌詞にも反映されています。夏の終わりと春の終わり。これから秋になるか夏になるかでは、イメージがずいぶん変わりますよね。(→Les eaux de mars 三月の雨フランス語歌詞)
エリス・レジーナはアルバムごとに雰囲気がかなり違いますが、アップテンポで豪快・開放的なヴォーカルなら「エリス・イン・ロンドン」、ゆったりくつろいだチャーミングなヴォーカルならこの「ELIS&TOM」が一番気に入っています。
1974
ANTONIO CARLOS JOBIM & ELIS REGINA
◆"ELIS&TOM エリス&トム(ばらに降る雨)"の全文を見る »
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1965-1969
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多言語
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ELIS REGINA
コモ・イ・ポルケ / エリス・レジーナ
・・・CDではフランス語ボーナストラックも・・・ ★4.5
リリースは1969年6月。麦わら帽子のジャケットが素敵です。
メンバーは先の2枚と同じツアーメンバー〔ホベルト(ロベルト)・メネスカル(g)、アントニオ・アドルフォ(p)、ジュランヂール・メイレーリス(b)、ウィルソン・ダス・ネヴィス(ds)、エルメス・コウテジーニ(perc)]。オーケストラアレンジはエルロン・シャービス。
CD(2002年日本盤)は、従来のブラジル盤とは違って、オーケストラ入りオリジナルアナログマスターが使われている上"Elis em Paris"からのボーナストラックが4曲入っています(12曲目~)。
Noite Dos Mascarados゛では、映画「男と女」の元夫役でおなじみのボサ好きフランス人ピエール・バルーとデュエットしています。フランス映画「シェルブールの雨傘」の有名曲(ミッシェル・ルグラン作)"Recit De Cassard"や、"A Noite Do Meu Bem゛でも、エリスのフランス語ヴォーカルが聴けます。
1969
1. Aquarela Do Brasil ブラジルの水彩画
2. O Sonho 夢
3. Vera Cruz ヴェラ・クルス
4. Casa Forte カーザ・フォルチ
5. Canto De Ossanha オサーニャの歌
6. Giro ジーロ
7. O Barquinho 小舟
8. Andanca 道のり
9. Recit De Cassard レシ・ド・カサール
10. Samba Da Pergunta サンバ・ダ・ペルグンタ
11. Memorias De Marta Sare マルタ・サレーの想い出
12. Deixa デイシャ
13. A Noite Do Meu Bem (La nuit de mon amour)
ア・ノイチ・ド・メウ・ベン(愛の夜)
14. Noite Dos Mascarados マスカレードの夜
15. Tristeza トリステーザ
(12~15は2002年の日本盤CDボーナストラック)
おまけ:その「シェルブールの雨傘」からの曲RECIT DE CASARDを歌詞カードで見て「あれ?」と思った方は
RECIT DE CASSARD歌詞もどうぞ。
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1965-1969
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hot♪
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ELIS REGINA
エリス・レジーナ・イン・ロンドン
豪快な疾走感が気持いい ★5
エリスのヨーロッパツアーメンバー(ロベルト・メネスカル他)と、イギリス人のピーター・ナイトが指揮するオーケストラが1969年3月(5月?)にロンドンに集まり、たった1日でレコーディングされたアルバム。
エリスは本当に気持よさそうに歌っていて、上昇気流に乗って昇っていくような伸びやかなヴォーカルは快感です。
歌とオーケストラを別々に録音したわけでなく、オーケストラの生演奏をバックにエリスが歌ったというのも納得です。
曲はアップテンポなものと、ゆったりしたものがいい具合に混ざっています。他のアルバムと同じ曲も入っていますが、このアルバムでの演奏はグルーヴ感があります。たとえばGiroは「コモ・イ・ポルケ」と比べてトーンも高く勢いがあります。
94年の日本語帯は「クラブミュージック」という分類になっています。なるほど。
1969
with accompaniment directed by Peter Knight
◆"ELIS REGINA IN LONDON エリス・レジーナ・イン・ロンドン"の全文を見る »
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1965-1969
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ELIS REGINA
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TOOTS THIELEMANS
AQUARELA DO BRASIL / TOOTS THIELEMANS & ELIS REGINA
・・・幸せ感ただようJazzyな共演アルバム・・・ ★5
ジャズハーモニカ&口笛の名手トゥーツ・シールマンスとエリス・レジーナとの共演盤。ジャズとブラジル音楽の相性のよさをあらためて思い知らされます。
ホベルト(ロベルト)・メネスカル(g)、アントニオ・アドルフォ(p)、ジュランヂール・メイレーリス(b)、ウィルソン・ダス・ネヴィス(ds)、エルメス・コウテジーニ(perc)とともにエリスがヨーロッパ各地をツアーしている時(1969年始め)に、スウェーデンで録音されたそうです。
曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンの゛Wave゛他の有名曲に加え、トゥーツ・シールマンスのオリジナル曲(Five for Elis)等。
私が特に好きなのは、ホベルト・メネスカル作”VOCE(あなた)”。エリスが笑い声や吐息混じりに歌っていて、リラックスして楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。
エリスは時代や共演者に合わせて変わるので、アルバムによって印象が違います。同じ曲を聞き比べると、アレンジや雰囲気に合わせて自由自在に歌いわけているのが分かります。
この「ブラジルの水彩画」ではWave、Voce、O Barquinhoをリラックスした感じで歌っていますが、同年録音の「エリス・イン・ロンドン」では、グルーブ感たっぷりに伸びやかに歌いあげています。O Sonhoも、同じく同年録音の゛Como&Porque"で歌っていますが、また印象が全く違います。雰囲気で自在に歌いわけるジャズシンガーのようですね。
ボサノヴァならではのヘタウマ・リラックス系歌手もいいですが、表現力豊かなエリス・レジーナの歌うボサノヴァは最高です。
トゥーツ・シールマンスは数々のジャズプレイヤーと共演していますが、ブラジル関係のものとしては、豪華ゲストをこれでもかというくらい迎えたアルバム「ブラジル・プロジェクト(vol.1、2)」があります。聴けば聴くほど、共演者をくつろがせるオーラを感じさせられます。
1969
TOOTS THIELEMANS & ELIS REGINA
◆"ブラジルの水彩画-トゥーツ・シールマンス+エリス・レジーナ"の全文を見る »