NARA LEAO ナラ・レオン
NARA LEAO ナラ・レオン ディスコグラフィー
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NARA
/ 1964, Philips
★2 カルロス・リラのアルバムに参加した後、1963年末に録音されたナラ・レオンのデビュー作。カルロス・リラ、エドゥ・ロボ、バーデン・パウエル/ヴィニシウス・ヂ・モライスなどの曲をとりあげています。ナラはこの頃すでに反ボサノヴァ的になっていて、ボサ・アルバムを製作するつもりだったプロデューサーを困惑させたといわれています。 -
Opinao De Lara
/ 1964, Philips
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O Canto Livre De Nara
/ 1965, Philips
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O Show Do Opinao – Ao Vivo
/ 1965, Philips
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5 Na Bossa
/ 1965, Philips
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Nara Pede Passagem
/ 1966, Philips
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Manha De Liberdade
/ 1966), Philips
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Vento De Maio 五月の風
/ 1967, Philips
サンバ、カーニバル、マーチが多めで陽気な打楽器やオーケストラ入りですが、ちょっとヴィンテージフィルタがかかったような雰囲気です。 -
Nara リンドネイア
/ 1967, Philips
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Nara Leao
/ 1968, Philips
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Coisas Do Mundo
/ 1969, Philips
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Dez Anos Depois 美しきボサノヴァのミューズ
/ 1971, Philips
デビュー以来ブラジル土着の民衆的な歌やプロテストソングなどを歌っていたナラ・レオンが、ボサノヴァに回帰し、亡命先パリで録音したアルバム。ナラ・レオンのボサノヴァアルバムとしてはこれが1作目ということになります。 -
Nara
/ 1971, Philips
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Meu Primeiro Amor 私の初恋
/ 1975, Philips
亡命先のフランスからブラジルに帰国したナラ・レオンが育児や勉学に励んでいた頃の、優しくてアットホーム感があるアルバム。 -
Os Meus Amigos Sao Um Barato
/ 1977, Philips
ナラと素晴らしき仲間たち
若い頃ナラの豪華アパートのサロンに集っていた仲間と、トロピカリズモ運動時代の仲間など、11人が参加。カエターノ・ヴェローゾ、A.C.ジョビン、カルロス・リラ、シコ・ブアルキ、ジョアン・ドナート、ロベルト・メネスカルなど豪華な顔ぶれ。 -
Debaixo Dos Caracois Dos Seus Cabelos (…E QUE TUDO MAIS VA PRO INFERNO)
/ 1978, Philips
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Com Azucar Com Afeto
/ 1980, Polygram
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Romance Popular
/ 1981, Philips
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Nasci Para Bailar
/ 1982, Polygram,
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Meu Samba Encabulado
/ 1983, Polygram
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Abracos E Beijinhos E Carinhos Sem Ter Fim
/ 1984, Philips
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Um Cantinho, Um Violao
/ 1985, Philips
Nara Leao/Roberto Menescal
ナラ・レオンとロベルト(ホベルト)・メネスカルのくつろいだ演奏が味わえる大好きなアルバム。 -
Meus Sonhos Dourados
/ 1987, Philips
あこがれ
Onde E Quandoと同じく、アメリカのポップス、ジャズのスタンダードをナラ・レオンがポルトガル語で歌っています。80sっぽいジャケットと電子音は好みではないですが、選曲も歌もよくて、原曲と違うオリジナル歌詞も楽しめます。 -
Onde E Quando (MY FOOLISH HEART)
/ 1989, Philips
「あこがれ」に次いで、ジャズスタンダードや映画音楽をとりあげたナラの遺作。お馴染みの英語曲をポルトガル語歌詞で歌っています。
アルバムをそろえる時便利なように作ったディスコグラフィ(年代順オリジナルアルバムリスト)です。星の数(最高★5)は、個人的なお気に入り度です。
NARA LEAO ナラ・レオン (1942-1989)
ナラ・レオンの裕福なアパートのサロンがミュージシャンの溜まり場となってボサノヴァが誕生したという話もあり、ボサノヴァのミューズといわれるナラですが、初期アルバムは非ボサノヴァ的。フランス亡命前は、プロテストソングを歌ったアルバムをたくさん出しています(が、私はあまり好みでないので聴く回数が少なめ)。
亡命先のパリでボサノヴァに戻った名盤「美しきボサノヴァのミューズ」以降は、ブラジルの古い歌から、アメリカのポップス、ジャズ、映画音楽まで、クリーミーで陰影のある優しいヴォーカル&ギターでのアルバムを出しています。ナラがアストラッド・ジルベルトに歌を教えたともいわれています。